有料老人ホームとは
有料老人ホームとは

老人ホーム・介護施設・介護サービスの種類


有料老人ホームとは

有料老人ホームとは、高齢者が暮らしやすいように設計されている「住居」や、食事の提供、介護の提供、洗濯・掃除等の家事、健康管理などの日常生活を送るうえで必要な「サービス」が付いた「住居」の事を示しています。
また、有料老人ホームと一言で言ってもその種類は様々であり、「介護付有料老人ホーム」、「住宅型有料老人ホーム」、「健康型有料老人ホーム」と大枠では3つの種類に分類をすることができます。

また、民間が運営しているホームと、公的機関が運営しているホームとに分かれており、数多くの有料老人ホームが存在しています。

有料老人ホームの特徴

有料老人ホームを2分類するとなると「元気な方向けの施設」と「介護が必要な方向けの施設」に分けることができます。今回はこの2つの種類についてご紹介をいたします。

元気な方向けの施設

【ホームの規模】
部屋の数として、50室以上のホームが多い。
【居室設備】
居室にトイレやお風呂、キッチンが付いているマンションのような居室の作りが多い。
【共用施設】
食堂、大浴場、ラウンジ、図書室、トレーニングルームなどが付いていることが多い。
【アクティビティ】
音楽コンサート、バスツアー、麻雀、卓球、書道、絵画、ダンス、体操などが多い。
【ホームの規模】
75歳前後が多い。

介護が必要な方向けの施設

【ホームの規模】
部屋の数として、50室未満のホームが多い。
【居室設備】
居室にトイレや洗面台が付いており、ベッドを1台配置できる程度のスペースを保有するワンルーム形式が多い。
【共用施設】
食堂、浴室、リハビリスペースが多い。
【アクティビティ】
ドライブ、散歩、体操、映画鑑賞、カラオケ、園芸などが多い。
【ホームの規模】
80歳以降の年齢が多い。

有料老人ホームの種類

先ほど、有料老人ホームの種類としては3つあるとご紹介しました。「介護付有料老人ホーム」、「住宅型有料老人ホーム」、「健康型有料老人ホーム」です。これらについてその特徴をご紹介します。

介護付有料老人ホーム

介護が必要な方向けの老人ホーム。介護サービスを提供するスタッフが常駐しており、食事だけではなく、入浴や排泄など日常生活に置いて必要な介護サービスを受けることができます。

住宅型有料老人ホーム

介護が必要な方だけでなく、元気な方も対象としている老人ホーム。食事などのサービス提供は行われますが、介護サービスの提供はありません。介護サービスが必要な方は外部サービスの利用が必要となります。

健康型有料老人ホーム

自立した高齢者のみを対象としている老人ホーム。元気な方を対象にしているので、介護が必要な際には退去をしなければなりません。特徴としては、お風呂が充実していたり、日々の生活を楽しく過ごすための設備が充実しています。