骨折・骨粗しょう症の対策とは
骨折・骨粗しょう症の対策とは

高齢者の病気・症状


骨折・骨粗しょう症の対策とは

高齢者にとって、骨折は非常に大変な問題であると言われています。理由としては、骨折自体が治るか治らないかではなく、骨折によって動かない期間ができてしまう事で、筋力が低下し、寝たきりの状態になってしまうリスクが高いためとなります。つまり骨折自体が問題なのではなく、骨折によって引き起こされてしまう後々の問題が高齢者にとっては大きな問題に繋がってしまいます。

骨折が起きてしまう原因は主に加齢によるものだと言われています。骨折を引き起こしてしまう原因としては骨密度が関係しているのですが、この骨密度が加齢によって低下してしまうためとなります。

骨折をしないためにできること

では、どのようにして骨折しない状況を作れば良いのでしょうか。これは完全に骨を強くするしかないのですが、急に骨が強くなるという事は出来ません。長い時間をかけて骨を強くするしかないので、骨を強くするしかありません。

では、どのようにして骨が強くなるのかという点ですが、骨の形成にはビタミンDが重要であると言われています。ビタミンDは魚類に多く含まれている栄養素なので、毎日魚を摂取するようにしましょう。

骨粗しょう症の対策について

これは骨折を防ぐための意味合いを同じになってしまうのですが、やはりビタミンDを多く含んでいる食品を摂取することが重要になります。カルシウムは乳製品や大豆製品、小魚、緑黄野菜、海草などに多く含まれています。骨粗鬆症を含めた生活習慣病は、長年の食生活のかたよりが大きな原因となりますから、毎日の食事をバランスよくとることがすべての病気を予防する基本であることに変わりはありません。

また、骨を丈夫にするためにはカルシウムをとることが必要と言われていますが、それと同じくらい運動が重要な役目を果たします。

運動で骨に力がかかると、骨に弱いマイナスの電気が発生し、カルシウムを呼び寄せるのがその理由となっているのですが、他にも、運動は骨の血液の流れをよくし、骨をつくる細胞の働きを活発にしてくれます。

また単純に運動をする事によって運動神経が鍛えられる事によって、転倒しなくなる可能性が高まります。実際に骨折などをするのは転倒によって引き起こされることがほとんどのため、この対策としては運動を日常生活に取り入れる事は重要と言われています。