用語集

理学療法士
身体に障害のある人に対して、座る、立つ、歩くなどの基本動作能力の回復や維持、および障害の悪化の予防を目的に、運動療法や物理療法を行うリハビリテーションの専門職( 国家資格)。PT(Physical Therapist)ともいう。
リスクマネジメント(リスクマネジメント)
リスクの影響から組織を守るためのプロセスである。実際は、リスクマネジメント委員会やリスクマネジャーの設置、リスク情報の定期的分析とフィードバックの実施などにより行われる。介護現場におけるリスクマネジメントには、主に利用者の介護事故の予防(事前対応)と事故対策(事後対応)の二つの柱があり、それ以外にも事業の管理手法として、さまざまな事業環境に対するリスク対応も含まれる。リスク情報は、事故情報やひやりはっと情報、苦情・クレーム、業務フロー分析結果などから、潜在的リスクを抽出することが重要である。
リバースモーゲージ
持ち家などの不動産資産を担保として必要な生活費を銀行や自治体から融資を受け、死亡時にその不動産を売却することで一括返済する仕組みのこと。
リハビリテーション
疾病やけがなどが原因で失われた機能を回復する目的で行われる機能回復訓練のこと。その目的に応じて医学的、教育的、職業的、社会的の4つに分類されている。
リビング・ウィル
終末期の医療について、事前に自分の意志で希望を表明すること。書面の形で残し、署名・捺印するのが一般的。
流動食
噛まなくても食べられる、液状の食事のこと。消化器系の疾患や、咀嚼力の低下などで、固形の食事(普通食)がとれなくなった場合に利用する。
利用者負担(リヨウシャフタン)
福祉サービスなどを利用した際に、サービスに要した費用のうち、利用者が支払う自己負担分。介護保険法においては応益負担(定率負担)が原則とされ、その負担割合はサービスに要した費用(利用料)の1割または2割である。なお、施設入所などにおける食費や居住費(滞在費)については、全額利用者負担となっている(低所得者に対する軽減策〔特定入所者介護サービス費の支給〕はある)。
療養病床
長期にわたり療養を必要とする慢性期の患者のための病床。介護保険で提供される介護療養型病床(医療施設)と、医療保険で提供される医療療養型病床がある。
臨床心理士
(財)日本臨床心理士資格認定協会の認定をうけた心理専門職のこと。臨床心理学にもとづく知識や技術をもって、こころの問題にアプローチする専門家。高齢者支援、スクールカウンセラーなどとして活躍している。