用語集

二次判定
介護保険申請時の認定調査結果とコンピュータによる一次判定結果、医師の意見書などをもとに、市区町村が設置する介護認定調査会で行う要介護認定審査のこと。
日常生活動作(ニチジョウセイカツドウサ)
ADLを参照
入浴サービス
自宅の浴槽での入浴が困難な人に対し、看護師や介護福祉士などの専門スタッフが居宅を訪問し、移動式浴槽などを用いて入浴を行うことで、介護保険における居宅サービスのひとつ。訪問入浴サービス、訪問入浴介護ともいう。
認知症
脳細胞の変質や脳疾患などが原因で、認知機能が低下し、日常生活や社会生活に支障が生じる状態のこと。アルツハイマー型、脳血管性などの種類がある。かつては痴呆症と呼ばれていたが、2004年に厚生労働省や医師会が呼称を認知症に統一した。
認知症サポーター(ニンチショウサポーター)
都道府県等が実施主体となる「認知症サポーター養成講座」の受講者で、友人や家族への認知症に関する正しい知識の伝達や、認知症になった人の手助けなどを本人の可能な範囲で行うボランティアをいう。受講者には認知症を支援する目印としてオレンジリングが授与される。講座は厚生労働省が2005(平成17)年度より実施している「認知症を知り地域をつくる10か年」の構想の一環である「認知症サポーター100万人キャラバン」によるもの。
認知症対応型共同生活介護
要介護者が住み慣れた地域で生活していくことができるよう支援する「地域密着型サービス」のひとつ。軽度~中度の認知症の人が、少人数の家庭的な雰囲気のなかで共同生活を送る施設(グループホーム)で行われる食事、入浴、排泄などの介護のこと。
認知症対応型通所介護
地域密着型サービスのひとつで、認知症の人を対象に専門的なケアを行うデイサービス。少人数制の落ち着いた環境の中で食事、入浴、機能訓練などのサービスが受けられる。
認定区分変更
介護認定を受け、サービスを利用している人の心身の状態が急激に変化し、必要とするサービスが利用限度額を超えるような場合、認定期限内でも認定区分変更申請を行い、要介護度を見直してもらうことができる。
認定調査
介護保険の申請があった場合に、市区町村の職員などの調査員が直接訪問して本人と家族に対して面接を行い、要介護認定に関わる内容について行う聞き取り調査のこと。訪問調査ともいう。