「それU.K.!! ミライbridge」 後半は、 大阪・難波にあるFM大阪の中に、日曜日のこの時間にだけオープンするパートナーズカフェ。
介護・福祉・看護業界で活躍されている、普段はなかなか脚光を浴びない方々に、スポットライトをあてて主役にしていくコーナーです。
第83回目のゲストは、サンポンド株式会社 代表取締役社長・池尾俊哉さん。
今回はお茶の間のアイドルU.K.さん(Uちゃん)と、YouTuberユニット「介護あかるくらぶ」のまさZO20がお届けします!
子どもがたっぷり遊んで運動できる児童デイサービス
七つの事業を行ってらっしゃる実業家の方で、自称・村長の池尾さんにお越しいただいています。
どうして村長なんですか?
七つの事業を行っているんですが、各会社・各事業を「村」にたとえて畑を耕しているイメージで運営しております。
メイン事業は障がい児の福祉事業でして、大阪の松原で児童デイサービス「といろ」という施設を運営しています。
まさZO20「『といろ』さんって運動療育にすごく力を入れていらして、コンセプトでいうと「子どもが家に帰ってぐっすり眠れるぐらいとにかく運動する」っていうものらしいんですよ」
Uちゃん「子どもがぐっすり眠るって、それ相当な運動量よ(笑)」
広めの施設内はトランポリンや色々な遊び道具が置かれていて、2階は吹き抜けに。そこからブランコをぶら下げていて、子どもたちがアクティブに遊べるように作られているそうです。
さまざまな仕事が経験できる「村」!?
現在運営している「といろ」に加えて、2022年は3つ4つと新しい児童デイサービスを増やしていかれる予定だそうです。
児童デイサービスだけではなく、2021年秋には就労支援事業所を開設されました。
こちらは、どういった施設なんですか?
「就労支援事業所」は障がいのある方が働くサポートをする施設で、就労移行支援と就労継続支援の2つに分類されます。
池尾さん「『就労移行支援』は一般企業への就職を目指して、主に職業訓練や就職活動を通して就職をサポートするものです。そして『就労継続支援』はA型とB型に分類されていて、A型は雇用型ですね。事業所と障がい者の方で雇用契約を結んで最低賃金が保障されているんです。B型は、A型の仕事内容をするのが難しい方向けで、雇用契約は一切存在せず、作業分に応じた賃金が支払われます」
就労支援って、どちらかというと単純作業の業種が多いんですけども、さっき池尾さんが各事業所を「村」として作っているという風にお話されていましたが、実際にいろんな仕事が用意されているんですよ。
まさZO20「たとえば掃除業であったり、『おにぎり村』っていう名前でお食事サービスをしている事業があったりとかいろんな仕事があるんです。ただただ単純作業じゃなくて、様々な仕事が経験できる『村』を実際に作られているんですよ」
とてもユニークな発想で楽しく仕事ができる環境を作られていますが、池尾さんは昔から秘密基地を作って遊んだり、仲間とチームを作っていろんな企画していたそう。
そんな池尾さんの考え方やイメージが影響して、現在の施設運営に繋がっているんですね。
元営業マンから福祉業界の経営者へ
元々池尾さんは、リゾートホテル「エクシブ」で有名なリゾートトラスト株式会社で営業をされていたそうです。
バリバリの営業マンだったわけでしょ?どうして全く違う業種に?
大学は大阪体育大学の福祉学部を卒業していて、いずれは福祉事業に携わりたいなと思っていたんです。
そんな池尾さんの今後の夢は何でしょうか?
池尾さん「どんどんスタッフも利用者さんも増えていって、村が大きくなっていくにつれて、自分の家族が増えていくみたいな感じがしています。これからも、そんな幸せな村を作っていきたいなと思っています」
池尾さん、ありがとうございました!
サンポンド株式会社
YouTuberユニット「介護あかるくらぶ」
株式会社エースタイルの社員3人が結成したYouTuberユニット。介護あかるくらぶ(明るく×Love)として、介護にまつわる情報を発信。