「それU.K.!!ミライbridge」 後半は、 大阪・難波にあるFM大阪の中に、日曜日のこの時間にだけ新たにオープンすることになった新コーナー「エリーナの部屋」。
介護福祉業界の現場で働くYouTuberユニット「介護あかるくらぶ」のエリーナ秘書が、リスナーの皆さんからのご質問や疑問にお答えしたり、最新トピックスについてお伝えしていきます。
さあ、第8回はどんなメッセージが届いているんでしょうか?
お茶の間のアイドルU.K.さん(Uちゃん)と、エリーナ秘書がお送りします!
いつか自分が介護される立場が来たら…
今日はメッセージを2つご紹介します。
では、まず1つ目はこちら!
📧リスナーさんからのメッセージ
自分が介護される時のことを考えると怖くなります。施設に入るのは、本人が言い出すのと家族からのアドバイスがきっかけの場合とどちらが多いですか?
本人に内緒で家族が施設に相談していることも多いんでしょうか?
「そろそろ入った方がいいんじゃない?」って言われるのは、すごくショック……自分から言いたいですよねぇ。
実際、どっちのパターンが多いんですか?
ご家族からの方がやっぱり多いなと思いますね。
でも、ご本人さんから「元気なうちに自分で探しときたいねん」とおっしゃる方もいらっしゃいますよ。
とはいえ入居のタイミングはなかなか難しく、ご本人の体調や状況次第では、予定通りのタイミングで事前に探していた施設に入れないこともあるのだそう。
入居予約というのもありますが、あまりに長期的な予約というのは現実的ではありません。
ただ、どういった施設があるのかを事前に調べて知識をつけ、視察をしたり相談をしてみることはとても大切なことです。
まずは短期入居から始める選択も!
エリーナ秘書によると、ご家族の方が施設に相談に来られた際、ご本人さんは不安で入居を嫌がっておられる方がたくさんいらっしゃるそうです。
でも入居してみると意外と楽しいなとか、お友達ができて良かったなっていう意見も聞くんですよね。
ほかにも、たとえば「週3日は施設、あとの日は自宅で過ごす」という形で入居されている方もいらっしゃるそうです。
それだったらいいですよね、家族にも負担をかけないし。
自宅にいる日はお孫さんたちとも一緒に過ごせるし、ちょうどいいバランスじゃないですか。
ちなみに、エースタイルが運営する施設でも短期入居の対応は可能ですが、施設の方が居心地が良くて家に帰られる方がなかなかいないのだとか。
Uちゃん「入ってみたら逆にそっちの方が極楽やったと(笑)」
エリーナ秘書「女性の方が結構おっしゃいますね。『何もせんでいいし、ご飯作ってくれるしな~』って(笑)」
「週に3日だけ行って、あとの4日は家やで」ってゆってて、結局週7日施設にいるみたいな(笑)
それはそれでありですよね。
いきなり毎日の生活を変えるのではなく、少しずつ始めてみたり、家族からご本人への提案の仕方もこういったポイントを考慮してみてもいいかもしれませんね。
どんな理由で施設入居を断られるの?
続いて、もう1通メッセージをご紹介します。
📧リスナーさんからのメッセージ
施設に入居希望や相談をした時に、断られることはありますか?断る理由で多いのは何ですか?
ほかの入居者さんに移る可能性のある感染症をお持ちだと、その時点で断られる場合はありますね。
エリーナ秘書「今だと新型コロナウィルスなどが思いつくかと思いますが、よく聞くのが疥癬(かいせん)と呼ばれる皮膚病です」
疥癬とは、ヒゼンダニという小さなダニが皮膚に寄生してかゆみを起こす皮膚病です。
薬などの治療で治る病気ですので、その場合、治療をしてから入居してもらうということになるそうです。
あとは、医療頻度が高い方ですね。
たとえば尿道に管を通されている方とか、看護師の処置がないと難しい方は、施設によってはお断りされるケースがあります。
その他にも、常に見守りが必要な方などは、一人部屋でゆっくり寛げるような個室のみの施設からは断られる場合があるといいます。
ケースバイケースなので、自分で勝手に判断せず、まずは相談してみることが大事ですね。
地域包括支援センターというところで介護福祉に関する相談もできますし、ネットで探していただいたり、周りの方に相談していただいたりしながら進めてもらえたらと思います。
介護あかるくらぶのYouTubeチャンネルでは、Uちゃんとエリーナ秘書の新番組もスタートしています。
介護福祉について気になることにお答えしたり、役に立つ情報をお届けしていますので、そちらもぜひご覧くださいね♬
YouTuberユニット「介護あかるくらぶ」
株式会社エースタイルの社員3人が結成したYouTuberユニット。介護あかるくらぶ(明るく×Love)として、介護にまつわる情報を発信。