U.K.こと楠雄二朗さん(Uちゃん)と、株式会社エースタイルの谷本吉紹社長(谷さん)がDJを務めるラジオ番組「それU.K.ミライbridge」
前半は、関西で活躍しているビジネスマン、アスリート、有名人をピックアップし、その方のイマまでの歩み、そして、ミライについてお話を伺うミライ・リーダーのコーナー。
第10回目の今回は資生堂ジャパン株式会社 近畿支社長・織戸誠一さんをゲストにお招きしています!
創業147年——資生堂の魅力とは?
資生堂ジャパン株式会社の近畿支社長として、化粧品専門店658店を現在担当している織戸さん。
資生堂では、お客さまが綺麗になる提案を通じて、ご愛用者さまを増やしていくお仕事をしています。そして競争が激しい業界の中で、シェアを拡大し、リーダーシップを毎日発揮しています。
——資生堂の魅力について伺いました。
織戸さん「色々ありますが、やはり1つは歴史・文化が非常に深いということ、それでいて非常に新しいところもある。そういったところに皆さん魅力を感じていただいているのではないかと思います」
資生堂はもうすぐ創業147年を迎えようとしています。
ここまで続けてこられた理由について織戸さんは「人を大切にする企業だからではないか」と語って下さりました。
社員はもとよりお客様を愛するというところでは、他社を大きくリードしているのではないかと自負しております。
資生堂への愛!青春の1ページ
織戸さんは何を理由に資生堂さんを選ばれたんですか?
その理由は中学時代のエピソードにありました。
中学時代に資生堂の男性化粧品をほとんど使ったという織戸さん。その頃愛用していたタクティクスというヘアトニックをつけすぎて登校してしまったそうです。
それで教室中がタクティクスの匂いでいっぱいになりましてね。先生に思いっきり頬を殴られました。
トラウマになりそうなエピソードですが、織戸さんが就職を考えたとき、自分が誇りをもって紹介できる商品は何かと考えて、まず思い浮かんだのが資生堂でした。
自分軸から人軸へ——転機となったエピソード
資生堂では営業担当とビューティーコンサルタント(BC)が協力しながら、お客さまがより美しくなる提案活動を行っています。営業担当だった織戸さんは、しかしBC達に無視をされていた時期がございました。
織戸さんはチーフ格のBCにお願いして理由を聞きました。その返事に織戸さんは、はっとさせられたといいます。
BC「織戸さんは、あなたの言いたいことだけを言って、いつも帰りますよね。私たちが何に悩んでいるのかとか、どんなやりがいをもっているのかとか、そういうことに関心を持ったことがありますか?」
つまり自分軸になってたんですね。
そういう一方通行のコミュニケーションに、BCたちはうんざりしていたんだと思います。
それから織戸さんは人軸——人と人とのコミュニケーション、得意先とのコミュニケーション、そして人を介して資生堂化粧品をご紹介していくこと——を大切に日々の仕事を行っていると語って下さりました。
織戸さん「人を介して、直接肌に触れたり、あるいはたまに心に触れるような、そういった応対を通じてお客様がどんどん美しくなってゆく。そこを目指して、これからも仕事に励んでいきたいと思います」