50歳までに100社経営を目指す!株式会社ウィズオノウェア 代表取締役・尾上尚史さんのミライ

U.K.こと楠雄二朗さん(Uちゃん)と、株式会社エースタイルの谷本吉紹社長(谷さん)がDJを務めるラジオ番組「それU.K.ミライbridge」

前半は、関西で活躍しているビジネスマン、アスリート、有名人をピックアップし、その方のイマまでの歩み、そして、ミライについてお話を伺うミライ・リーダーのコーナー。

第35回目の今回も、引き続き、株式会社ウィズオノウェア 代表取締役・尾上尚史さんをゲストにお招きしています!

14社を経営するには……時間の使い方がポイント!

スマートフォンや家電製品、また一般的に会社で使うようなシステム開発事業をされているウィズオノウェア。
現在、尾上さんが経営されている会社は全部で14社もあります。

14社も経営されるってすごいですけど、経営をしたことがない僕からしたら、単純になんで1社にまとめないんやろう?って。

違う会社を買収しているのもあるので、一緒にまとめられない部分もあるんですよ。
最近は、先日お伝えした奈良のラジオ放送「FMハイホー」のように社長さんがご高齢かつ継承者がいないので引き継いでほしい、とオファーをいただいくパターンもありますね

僕、買収する人って“イコール悪い人”みたいなイメージあったんですけど(笑)
なるほどね~

14社も経営をされる上で一番大変なことは「時間の使い方」だそう。

尾上さんはオーナー業ということで、各会社には別の社長さんがいるそうですが、全員が社長経験のある方ばかりではないのだとか。

尾上さん「過去に社長経験がない人も引き上げて、フォローしてやっています。各会社ごとにその社長を中心として任せていますが、基本的には数字のところであったり、そのほかの状況など、細かい部分や重要なところに関して必ず随時報告してもらっているので、基本的には今の体制でやっていけていますね」

超ビッグな夢!「8年後には100の会社を経営したい」

そんな尾上さんに、今後の目標やビジネスプランをお伺いしました。

今42歳なんですけども、50歳までに会社を100社に増やしたいなと思っています。

100社!?
単純計算して、あと8年で86社。1年で10社増やすペースですよ?すごいことですよ!

「こんなこというと失礼かもしれませんが、100社に増やして、一つひとつの会社の中身はどうなっちゃうんだろう、大丈夫なのかな……」と心配するU.K.さん。

尾上さん「現在も、基本的にはすべて黒字経営でやっているので、そのまま100社になってもやり遂げたいですね」

ウィズオノウェアから始まり、今後もそこからたくさんの兄弟会社、子会社を作っていくという構想ができているため、それを起点に新しいことにも挑戦してどんどん拡大していきたい、と熱く語ってくれました。

エースタイルの谷さんも、将来的には弊社エースタイルも分社化して複数の会社にしていこうと思っているそうですが、もう一つ、尾上さんが上手く会社を増やし続けられているポイントがありました。

新しい会社の経営者を選んだり、後継者として育成していく上で、一番大事にされていることってありますか?

まず会社を作る時、社長にする人は「社員に好かれている幹部」を選んでいます。
経営のノウハウや知識っていうのは後からでもつけられるものなんですよ、バックアップもできますし。でも、人から好かれるっていうのは先天的なものもあるので、重要視していますね。

つまり、人間性ですね。
そこを考えて会社を作られているのが、成功の秘訣でもあるんですね!

尾上「部下に対する態度であったり、逆に部下の方からどういうやりとりをされているのかといった点も見ています。何かあった時にすぐ相談しにくい雰囲気を出している方は、社長としてはちょっと難しいかな、とか」

未来を担う若者たちへメッセージ

U.K.「最後に若い方たちへの想い、メッセージをお願いできますか?」

若い世代の人たちには、新しい会社を立ち上げて日本を元気にしていってほしいですね。
あと自分自身の目標でもありますが、日本を拠点に海外に出ていくという。英語を学んで、海外で活躍する日本人が増えていってくれればと思っています。

ちなみに、14社のうちすでにアメリカのシリコンバレーにも会社を持っているそう。
その勢い、恐るべし!

谷さん「僕も先日、就活イベントで『学生の時にやっておいた方がいいことってありますか?』と就活生に聞かれて、まったく同じ話をさせてもらったんですよ。英語でコミュニケーションが取れるのと取れないでは、ビジネスにおいて圧倒的に違いますもんね」

少子化に向かい労働力不足が嘆かれる日本では、どんどん海外の方を受け入れていこうという流れができています。
英語でコミュニケーションが取れるだけでなく、その国の文化も知っていると、より寄り添うことができます。

U.K.「とても貴重なお話をたくさん聞かせていただきましたね。2回にわたり、ありがとうございました!」

株式会社ウィズオノウェア

ソフトウェア開発、 ネットワーク管理システム開発・保守及びコンサルティング ほか