U.K.こと楠雄二朗さん(Uちゃん)と、株式会社エースタイルの谷本吉紹社長(谷さん)がDJを務めるラジオ番組「それU.K.!! ミライbridge」。

前半は、関西で活躍しているビジネスマン、アスリート、有名人をピックアップし、その方のイマまでの歩み、そして、ミライについてお話を伺うミライ・リーダーのコーナー。

第178回も、トリアイナgroup 会長・三浦哲郎さんをお招きしています！

コロナ禍で大ピンチ！どうやって乗り越えた？

今週も引き続き、リユース業を展開されていらっしゃるトリアイナgroupe会長の三浦さんにお越しいただいています。

リユース全般の買い取り販売、鑑定士の育成学校、オークション会場の運営をされている三浦さんですが、現在、3カ月で50店舗の立ち上げをされているそうで、3年で500店舗出すというのを目標に邁進されているそうです！

三浦さん「コロナ禍の時にちょうど全国ネットでCMを流す計画をしていたんです。制作費も人件費も結構かけて、タレントのひろみさんと松本伊代さんを初共演させるCMを作っていたんですよ。2020年3月からオンエアして、お客さんからの反響を取っていく計画だったんですけど、ちょうど緊急事態宣言が出てしまい、CMを止めることにしました。年間契約でお金も支払ってはいたんですが、事業も含め一旦すべてストップさせたんですよ。休業補償も100％するっていうのをSNSで宣言して実行していたんですが、その間、月2億円ぐらいお金が出ていくんですよね。これが半年続いたら12億円出てしまうぞ、と思って」

「このままコロナ禍が続いて収まらなかったら倒産してしまうかもしれない」と感じ、ピンチだったとおっしゃいます。

そこからどうやって乗り越えたのでしょうか？

三浦さん「僕その時、ずっと会社にいたんですよ。自宅から歩いて行ける場所にあるので。誰もいないオフィスで事業計画しながら、全国の保育園や老人ホームにマスク配りをしていました。『自分の父親が70歳で田舎にいるんです』っていうDMいただいたらそこにマスクを送ったりもしていて。その時になんかポジティブな気持ちになって、頑張ろうって思ったんですよね。リカバリーできるっていう自信があったんですよ」

谷さん「令和の虎が炎上した時にも、『志願者の子がかわいそうだ』って言って全国の志願者のために三浦会長含むアダルトチームっていうのがあるんですけど、みんなで動いてフォローをされたんですよ」

Uちゃん「三浦さんのお人柄がわかりますよね。どうですか？アダルトチームの皆さんで、YouTube番組の『谷本家 TORICOMチャンネル』にご出演されるというのは」

三浦さん「いいですね！ぜひ」

リユース業は経済を動かす起爆剤！？

三浦さんに、今後を担う若い世代に期待していることをお聞きしてみました。

三浦さん「正直言うと、若い人に期待したりとかって僕まったくないんですよ。というのも、未来に期待していないわけではなく、自分に期待しているんですよ。僕が若い世代の人たちのためにどういう社会が作れるかっていうことの方が興味があるので、若い人たちに頑張ってくれっていうのはなくて、若い人たちが頑張らなくても生活できるような社会基盤を作りたいと思っています」

三浦さん「リユースってすごく経済を動かせるような起爆剤なんですよ、30兆円ぐらい眠っていますので。約8億円ぐらいリユースの商品が生まれていてそのうちの大半が捨てられていて、2兆円分ぐらいしか流通していないんですよ。6兆円分ぐらいが捨てられていたり眠っているんですよね」

Uちゃん「もったいない」

三浦さん「なのでそれを回していくことによって経済が動いていくんです。“経済を活性化させたい”という思いでリユース業をやっている部分もありますね」

Uちゃん「リユースこそSDGｓですよね」

社会問題も含めてリユースは大切だ、とおっしゃる三浦さん。

「リユース業をしながら経済を回していくことによって、若い子たちがその恩恵を受けて、みんなが楽しく生きられるようになれたらいいな」と思いを語ってくださいました。

最後に、三浦さんからメッセージをいただきました。

三浦さんのことをもっと知りたい方は、YouTubeチャンネル『鑑定士ミウラ会長Channel』の方もぜひチェックしてみてくださいね。

三浦さん、2週にわたりお越しいただいてありがとうございました！