趣味は魚の本を読むこと!豊かな大阪湾と魚たちを守るために奮闘中。大阪府 環境農林水産部 水産課・中村さん

「それU.K.!! ミライbridge」 後半は、 大阪・難波にあるFM大阪の中に、日曜日のこの時間にだけ新たにオープンすることになった新コーナー「OSAKA NOW & FUTURE」。

毎月1回大阪府の職員の方をお招きして、大阪の今、そして未来についてお話を伺うコーナーです。

第23回のゲストは、大阪府 環境農林水産部 水産課・中村さん。

お茶の間のアイドルU.K.さん(Uちゃん)と、エリーナ秘書がお届けします!

“なにわ”の語源は、豊かな“魚の庭”!?

今回は、大阪府の環境農林水産部 水産課で働かれる中村さんにお越しいただきました。

中村さんは趣味とかあるんですか?

魚に関する本を読むことです。

それは何か業務と関わっていたりするんですか?

はい、そうです。

――中村さんの所属されている部署の主な業務内容は?

中村さん「大阪のことを“なにわ”と言いますが、語源は“魚の庭”。つまり、魚の豊かな庭ということから付いた説もあります。
大阪湾は、淀川や大和川などの大きな川からたくさんの栄養分が流れ込んでくる豊かな漁場で“なにわの海”と呼ばれ、新鮮な魚介類を供給し、生活に潤いや安らぎを与えてくれるかけがえのない存在なんです」

そんな由来があったんですね!

魚にとって住みやすい環境づくりをするために

豊かな漁場“なにわの海”と呼ばれている大阪湾ですが、近年、魚にとって住みやすい環境が脅かされているそうです。

中村さん「砂浜や漁場の埋め立てや都市化が進み、魚にとって住みにくい環境になっています。そのため大阪府水産課では豊かな海をはぐくむために魚の住処となる藻場を作ったり、稚魚を生産放流して積極的に増やす栽培漁業、計画的な漁獲で魚を取り過ぎないようにして水産資源を守る資源管理や大阪湾の美化活動などの取り組みを進めています。そのほかは、漁業の秩序を守るため漁業権の免許や漁業の登録等の許認可や漁業取締なども水産課で行っています」

その中でも、私は漁港などの清掃事業や計画の漁獲で魚を取りすぎないようにする資源管理の担当をしています。

仕事は楽しいですか?

はい、楽しいです!

だって「趣味が魚に関する本を読むこと」だもんね。魚に関する仕事ができるなんて幸せですよね!

豊かな大阪湾を守るために今日からできること

こういったお仕事が大阪府の中であるのを初めて知りました。
大阪府主催で、魚や海に関するイベントもされていらっしゃるんですよね?

はい。大阪湾の環境や漁業への理解を深めていただくために「海庭(なにわ)の海づくり大会」といったイベントを開催しています。

最後に、中村さんからメッセージをいただきました。

中村さん「より豊かな海にするため、プラスチックごみから大阪湾を守りましょう。私たちにできることとしては、“使い捨てプラスチック製品を使わない”。“プラスチックのポイ捨てはしない”。“地域清掃活動に参加する”などの方法があります。大阪湾を守るために府民の皆様のご理解、ご協力をお願いします」

本日は、大阪府 環境農林水産部 水産課・中村さんにお越しいただきました。
ありがとうございました!

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株式会社エースタイルの社員3人が結成したYouTuberユニット。介護あかるくらぶ(明るく×Love)として、介護にまつわる情報を発信。