府民のために新型コロナウイルスの感染症対策に取り組む。大阪府 健康医療部保険医療室感染症対策企画課・田北祐幹さん

「それU.K.!! ミライbridge」 後半は、 大阪・難波にあるFM大阪の中に、日曜日のこの時間にだけ新たにオープンすることになった新コーナー「OSAKA NOW & FUTURE」。

毎月1回大阪府の職員の方をお招きして、大阪の今、そして未来についてお話を伺うコーナーです。

第5回目のゲストは、大阪府 健康医療部保険医療室感染症対策企画課・田北祐幹さん。

お茶の間のアイドルU.K.さん(Uちゃん)と、エリーナ秘書がお届けします!

ワクチン接種体制や病床確保を積極的に行う

健康医療部という大きなくくりで言うと、“大阪府内の医療に関すること”という広い範囲でのお仕事になるんですが、特に私が所属している感染症対策企画課というところでは、メインの業務として新型コロナウイルスに関する対応をしています。

今めちゃくちゃ忙しいでしょ?

新型コロナウイルスの話題が尽きないと思うんですけども、今現在、注力しているものはどんなものがありますか?

田北さん「さまざまありまして、健康分野で考えられることだけでも、ワクチンの接種体制のことや病床確保の取り組みなどがあります。私が所属しているのが感染症対策企画課の企画推進グループっていうところなんですが、コロナ対策と予防についての広報や啓発をしっかり行っていかなければならないなと考えています」

基本的なコロナ対策として、やはり「三密回避」や、「マスク着用」「手洗い消毒」っていうのが一番効果的で大事だとおっしゃいます。

田北さん「それから、飲食する時だけマスクを外して会話する時はマスクをするっていう“マスク会食”も少しずつ言われてきていると思うんですけども、これらの発信を積極的に行うようにしています」

これからも広がっていくPCR検査や受診体制

PCR検査の間口も、以前と比べてかなり広がったと思うんですよ。
現在の大阪府の検査体制とかトピックスを教えてください。

検査を行う検査能力っていうところなんですけども、今で言うと1日だいたい1万6千件。
感染が拡大している時って、最大で2万1千件検査を行うことができるような体制になっております。

田北さん「その他ですと、今少しでも疑わしい症状がある方っていうのがおられましたら近くのかかりつけ院さんにまずご連絡いただいて、そこから相談や受診をできるような体制にしております。あと高齢者施設であったりとか、そういったところに集中的なPCR検査を行ったり、国と連携したモニタリング検査をしたりとさまざまな取り組みをしています」

そういう地道な活動があってこそですよね。

そうですね、本当にありがたいです。

最後に一言、リスナーの皆さんに伝えたいメッセージをお伺いしました。

田北さん「今は感染拡大を防ぐというのが重要ですので、多くの方がしていただいているかと思うんですけども、基本的な手洗いや消毒は引き続き徹底してお願いしたいなと思っています。今後については、コロナ禍における新しい会食の方法として“マスク会食”にぜひ取り組んでいただければなと思います。宜しくお願いいたします」

田北さん、お越しいただいてありがとうございました!

大阪府|保健医療室感染症対策企画課

YouTuberユニット「介護あかるくらぶ」

株式会社エースタイルの社員3人が結成したYouTuberユニット。介護あかるくらぶ(明るく×Love)として、介護にまつわる情報を発信。