将来に備えた「介護脱毛」は必要？～介護福祉のQ＆A～

「それU.K.!!ミライbridge」後半は、大阪・難波にあるFM大阪の中に、日曜日のこの時間にだけオープンする「エリーナの部屋」。

介護福祉業界の現場で働くYouTuberユニット「介護あかるくらぶ」のエリーナ秘書が、リスナーの皆さんからのご質問や疑問にお答えしたり、最新トピックスについてお伝えしていきます。

さあ、第34回はどんなメッセージが届いているんでしょうか？

お茶の間のアイドルU.K.さん(Uちゃん)と、エリーナ秘書がお送りします！

介護を想定した“脱毛”の昨今事情

📩リスナーさんからのメッセージ

テレビやネットのニュースで「介護脱毛」という言葉を耳にします。“将来のために”という風に言われていたりしますが、本当に介護脱毛する人が増えているのでしょうか？そして必要なのでしょうか？

「介護脱毛」というのは介護に疲れて脱毛症になってしまうということですか？

いえ、違います。将来「自分が介護される側になった時のために」と思って脱毛される人が増えているというお話ですね。

そうか！下のお世話もしてもらうから、毛があると絡まったりいろいろありますもんね。

実際に脱毛する方は増えているんでしょうか？

エリーナ秘書「私たちもエステサロン『ビラクス』を運営しているんですけど、50代60代のお客様が施術に来られて“自分の介護に備えて脱毛をしたい”と言われる方もいらっしゃいます」

他にも、介護する側を経験した人が「自分も脱毛しておこう」と施術されることがあるそうです。

エリーナ秘書は「脱毛が必要かどうかよりも、“自分が一番快適でいられる状態かどうか”を考えて選択するのが一番大事」だと言います。

メリット＆デメリットは？

介護脱毛には、具体的にどういったメリットがあるのでしょうか？

まずVIO脱毛ですね。肛門とか下の周りの毛の脱毛のことを言うんですけど、利点としては毛がなくなることによって衛生的になります。

エリーナ秘書「たとえばムレとか痒みとか、女性だったら生理中の不快感もなくなると言われています。あと排泄物やトイレットペーパーが絡まりやすくなることによって雑菌が繁殖しやすくなってしまうんですが、それも改善できます。お手洗いの回数って、生きている限り1日に何度も訪れることなので、ご自身でのケアを含めて脱毛した方が楽になるという意見もありますね」

反対に、脱毛することによるデメリットは？

脱毛には費用がかかりますし、クリニックや脱毛サロンで行うのはちょっと恥ずかしい……

そらそうやわ(笑)

エリーナ秘書「でも男性で脱毛される方も結構増えていますよ。あとサロンにもよりますけど、脱毛する時の施術が痛いんです。まれに炎症が起きたりというトラブルも聞きます」

Uちゃん「その辺り、『ビラクス』ではどうなんですか？」

エリーナ秘書「うちのサロンの機械は、比較的痛みはマイルドな方です。毛が抜けやすい機械を使用しているのでやっぱり多少痛みはありますけどね。でも医療脱毛って結構出力が高いので、もっと痛いと聞きます。その分毛がなくなるのが早いとも言われていますけど」

毛の量は人によって違うため、トータル何回通う必要があるのかも変わってきます。
それによって、時間と費用、ベストなコース内容が変わってくるので、事前に調べてから行った方が良いようです。

エリーナ秘書「今はVIO脱毛のハードルが低くなっているというか、興味ある方が増えているのも事実かなと。メリット、デメリットそれぞれをを理解した上で、どちらがご自身にとって快適かを選んでいただいたらいいと思います」