北野病院で医療ソーシャルワーカーのお仕事をされている宇山武志さん

「それU.K.ミライbridge」 後半は、 大阪難波にあるFM OH!の中に、日曜日のこの時間にだけオープンするパートナーズカフェ。
介護・福祉・看護業界で活躍されている、普段はなかなか脚光を浴びない方々に、スポットライトをあてて主役にしていくコーナーです。

第14回目のゲストは、北野病院で地域医療サービスセンター主任をしている宇山武志さんです。

今回はお茶の間のアイドルU.K.さん(Uちゃん)と、YouTuberユニット「介護あかるくらぶ」のまさZO20がお届けします!

医療ソーシャルワーカーのお仕事

宇山さんは医療ソーシャルワーカーというお仕事をされています。

医療ソーシャルワーカーとは、ドクターや看護師と違って医療技術や医療行為は行いません。社会福祉の立場から、療養していく中で患者さんや患者さんのご家族が直面する色々な社会的な問題を解決するお手伝いをするお仕事です。

特に入退院されるとき必ず調整役で入られるのが医療ソーシャルワーカーさんで、入院される患者さんからすると切っても切り離せない立場の方です。

また、入院された方が今後どの施設に行きたいか、そういったことを仲介するのも医療ソーシャルワーカーの業務になります。

エースタイルとはカイフクナビの入居者紹介で関わることが多いそうです。

宇山さん「カイフクナビの入居者相談では、色んなニーズに的確に、しかも迅速に答えていただけます。で、良いところばかり仰るんじゃなくて、ここはちょっとこういう所がダメですけど、こういう良い面もありますよって、すごく正直に対応していただけます」

ウソがないんですねぇ

私も信頼してますし、患者さんからの信頼もすごく厚い印象です

北野病院の取り組み——心不全地域連携パスとは?

北野病院さんでは独自の取り組みをされているということなんですけども、お聞かせいただけますか?

これからますます高齢化が進む世の中になります。
しかし、病院のベッド数には限りがあり、「今後は在宅の介護運用スタッフと病院の連携が今まで以上に重要になってきます」と宇山さんは仰ります。

円滑に連携ができるような取り組みとして、北野病院では心不全地域連携パスというものを作らせていただいてます

心不全というのは一度なってしまうと治らない病気です。
なので、患者さんご自身で自己管理をすることがすごく大切になります。

そこで、誰が見ても同じ基準でチェックできるシートとして北野病院で作られたのが心不全地域連携パスです。

このチェックシートに患者さんの現在の体調をチェックし、点数化することで、患者さんご自身だけでなく、ヘルパーさん、訪問看護師さん、かかりつけの先生など、ケアに関わる全ての方が、一目で患者さんの今の状態を知ることができます

そのチェックシートがあるからこそ日々の変化がちゃんと分かるということですね!

はい!この心不全地域連携パスは色んな病院の方にも採用していただきまして、大阪全域に広めていっています!

北野病院

地域医療サービスセンター

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