介護離職を減らすために活動を続ける産業ケアマネージャー。一般社団法人ケアマネ業務支援センター 理事・進絵美さん

「それU.K.!! ミライbridge」 後半は、 大阪・難波にあるFM大阪の中に、日曜日のこの時間にだけオープンするパートナーズカフェ。
介護・福祉・看護業界で活躍されている、普段はなかなか脚光を浴びない方々に、スポットライトをあてて主役にしていくコーナーです。

第73回目のゲストは、一般社団法人ケアマネ業務支援センター 理事・進絵美さん。

今回はお茶の間のアイドルU.K.さん(Uちゃん)と、YouTuberユニット「介護あかるくらぶ」のきったんがお届けします!

介護離職する人は年間約10万人

今日のゲストは、介護離職を減らすためにケアマネージャーとして奔走されていらっしゃる進さん。

親の介護が必要になったとか、そういう理由で会社を会社を退職してしまう人が年間10万人くらいいるそうなんです。
ただよくよく聞いてみれば、「介護に詳しい人が近くにいれば会社を辞めなくても良かったのに」っていうケースも実はあるらしいんですよ。

ケアマネージャーのところに相談に来られるタイミングが遅く、もう少し前の段階で相談してもらえたら仕事をしながら介護を続けられたのに、という場合も多いのだそうです。

さらに、介護離職した人が再就職するのも大変なのだとか……。

実際に親の介護をされる方っていうのは40代、50代の方で働き盛りの方たちになるので、そこから介護をし始めるということは2年なのか3年なのか10年なのか、先が読めない話になりますよね。
いざ介護が終わって自分が働きだそうという頃にはもう50代60代になっていて、再就職っていうのがなかなか難しいのが現実なんです。

会社で介護の相談ができる“産業ケアマネ”って?

ケアマネージャーとして活躍し、介護離職を減らすため活動されている進さんですが、「産業ケアマネージャー」の認知を広めていきたいとおっしゃいます。

産業医っていうのは、実は50人以上の事業所には設置が義務付けられているらしいんです。
産業医は会社で医療面の相談ができるんですけど、産業ケアマネっていうのは介護の相談ができるんですよ。

会社に雇用されている方向けに介護の基本的な知識であったりとか、“介護しながら働く”っていうことを相談しながら活動するんですが、会社を経営されている方にはまだ認知は広まっていないので、今からそこをどんどん進めていきたいなと思っております。

この産業ケアマネがいることで会社の離職率が減りますよね。

そんな進さんは、『ケアマネージャーを紡ぐ会』の大阪支部の代表を務めておられます。

進さん「ケアマネジャー自身も悩みが多いのでそこで繋がって、みんなでケアマネジャーの本来の価値をどんどん社会に発信していきたいと思って活動しております」

こちらの会では、ケアマネージャーからの相談を受け付けていたり、これから資格を取る方に向けた受験対策も行っているそうです。

最後に一言メッセージをいただきました。

介護って生活そのものなので、誰にとっても他人事ではないんです。
ただ、みんないざ介護が始まるまでどこか他人事だと思ってしまいがちですけど、自分達の未来とか子ども達の未来を含めて、この介護っていうものに今から目を向けてもらえるように、どんどん発信していきたいと思います。

ケアマネージャーを紡ぐ会

YouTuberユニット「介護あかるくらぶ」

株式会社エースタイルの社員3人が結成したYouTuberユニット。介護あかるくらぶ(明るく×Love)として、介護にまつわる情報を発信。