介護あかるくらぶのデビュー曲の生みの親♪ 音楽クリエーター、大阪音楽大学ミュージッククリエーション 特任教授・足立知謙さんのイマまで

U.K.こと楠雄二朗さん(Uちゃん)と、株式会社エースタイルの谷本吉紹社長(谷さん)がDJを務めるラジオ番組「それU.K.!! ミライbridge」。

前半は、関西で活躍しているビジネスマン、アスリート、有名人をピックアップし、その方のイマまでの歩み、そして、ミライについてお話を伺うミライ・リーダーのコーナー。

第106回目は、音楽クリエーター、大阪音楽大学ミュージッククリエーション 特任教授の足立知謙さんをゲストにお招きしています!

5日間というミッションで生まれた一曲

Uちゃんと足立さんとの出会いは今から3~4年前。
Uちゃんがイメージキャラクターをしたある企業のCMの曲を足立さんが作られたご縁から始まりました。

その繋がりから、2021年5月にリリースした介護あかるくらぶのデビュー曲『Home~時にはあなたの杖となり~』の作曲を足立さんに手掛けていただきました♪

良い作曲家がいないかって谷さんに言われて、しかも「この曲を作るには5日間しかない!」っていうミッションを与えられたんですよ。
“足立さんしかいない!”と思って連絡させていただきました。

いやもう、5日ですか……っていう。絶句ですね(笑)
『いけるかなぁ、いけんことなはいかなぁ~』みたいな感じでしたね。

まず“介護福祉”というキーワードを知り、「おじいちゃんおばあちゃんだけじゃない、40代、20代の方、我々にとっても介護福祉に関わるのは遠い話じゃないんで、みんなに受け入れてもらえるような曲にできないかな」と、最初に思ったとおっしゃいます。

谷さん「メロディーがね、おじいちゃんおばあちゃんに聞いてもらっても聞き良いと思いますし、また若い子に口ずさんでしまうようなラップのメロディーがあったりとか。我々の曲だから言うわけじゃなくて、本当に良い曲を作っていただいたなと思っています」

初めてこの曲のメロディーを聞いた時にね、スティーヴィー・ワンダーとかね、昔ながらのR&Bアーティストのメロディーを彷彿とさせるなと思ったんです。

やっぱりそこのグルーヴ感。あと70年代へのリスペクトとかもありますけど、たとえばAwesome City Club(オーサムシティクラブ)とかもそうですけど、あの頃へのリスペクトを持っているアーティストっていうのは、やっぱり今活躍していますよね。

“人を支え”、そして家族のために“幸せ探し”を

Uちゃんがプロデューサー、足立さんが作曲、そして谷さんは作詞家として関わって生まれた一曲。

谷さんが書いた歌詞をはじめて見た足立さんは、こんなことを感じられたそうです。

「時にはあなたの杖となり」ってねぇ。
僕らって毎日の生活の中でどうしても“自分自分”ってなっちゃうんですけど、そうじゃなくて、人を支えるってこういう歌詞にあるようなことよね、って。

打ち合わせで谷さんが歌詞への思いを伝えたところ、その場で1番のメロディーができたのだとか!
そこから2番の歌詞は足立さんから指南していただきながら少しずつ改良を加えて、一日で曲が完成しました。

僕はこの歌詞の中で「家族のため幸せ探し」っていうところがまさに谷さんを表しているなって思ったんですが、あの歌詞を読んで、谷本社長のことをどう思われましたか?

谷本社長のご両親が早くに別れられていたりとか、“高校生の時から兄貴として父親代わりとしてずっと事業をやっていた”、っていう話を聞いていたんで、もうなんかあの歌詞を読んだ時に、「人生一生幸せ探し」やなっていうね。
時に迷うこともあるけど、やっぱりなんていうかな、生き様がね、そこに映し出されてるところがあって。

Uちゃん「あの歌詞を聞いて、谷さんの今まで歩んできた道のりを思って、ほんまにそうやなと感じましたね。ずっと家族のために幸せ探しをしてる、その必死な思い。でもこれってね、父親やったら誰しもが持つ思いなんだろうなって、僕も父親やから思うんですよね」

思わず感極まって、涙しながら語るUちゃん。

僕自身の体験を元に歌詞を書きましたけど、介護をして支えていらっしゃる家族さんも幸せを探す。
どんな状況であっても、しんどいことを探すよりも、幸せを探す方が前向きになるじゃないですか。

「聞く方聞く方の状況に合わせて勇気をもらえるような歌になってほしい」、という思いで作詞したという谷さん。

足立さんも、谷さんの身の上話を聞いていて良かったとおっしゃいます。
その想いが曲にしっかりと込められているんですね。

『Home~時にはあなたの杖となり~』は、エリーナ秘書がボーカル、まさZOがラップとハモり、きったんがハモりを担当しています。

ブログ記事最後に貼り付けているYouTubeのリンクから、ぜひPVをご視聴ください♪

長年の夢が叶った教え子とのコラボレーション

そんな素敵な曲を作って下さった足立さんですが、今年の7月に神戸のライブハウス「チキンジョージ」で、「蛇道-JADOH-」という二胡ロックグループのコンサートにゲスト出演されています。

そこで、こんな嬉しいことがあったとおっしゃいます。

プロレスラーのアンディ・ウーと共に、僕がゲスト出演してコラボレーションライブをしたんですよ。
このプロレスラーっていうのがですね、僕が元小学校の先生なんですけど、その時の教え子なんです。

すごい縁ですね!

元教え子であり、プロレスラーのアンディ・ウーさんの入場曲も足立さんが手掛けられています。

さらに、その曲のラップ担当がアンディ・ウーさんの幼馴染で同級生。
この方も足立さんの教え子なのだそうです。

夢がすごく叶ったんですよね。教え子と一緒に音楽とか何かパフォーマンスができたらいいなって思っていたので。
彼がめちゃくちゃすばらしいプロレスラーなんですけど、一緒に一つの形にできたっていうのがすごく嬉しいことでしたね。

また次週は、足立さんご自身のことについてもっと詳しくお聞きしていきたいと思います!

足立知謙さんの公式Twitter(@TomonoriAdachi)

https://twitter.com/TomonoriAdachi

YouTuberユニット「介護あかるくらぶ」

株式会社エースタイルの社員3人が結成したYouTuberユニット。介護あかるくらぶ(明るく×Love)として、介護にまつわる情報を発信。