交通事故をきっかけにビジネスの大転換に成功!株式会社YOLO JAPAN 代表取締役・加地太祐さんのイマまで

U.K.こと楠雄二朗さん(Uちゃん)と、株式会社エースタイルの谷本吉紹社長(谷さん)がDJを務めるラジオ番組「それU.K.!! ミライbridge」。

前半は、関西で活躍しているビジネスマン、アスリート、有名人をピックアップし、その方のイマまでの歩み、そして、ミライについてお話を伺うミライ・リーダーのコーナー。

第67回目の今回は、株式会社YOLO JAPAN 代表取締役・加地太祐さんをゲストにお招きしています!

外国人17万人が利用する注目メディア

「YOLO JAPAN」というライフサポートメディアを立ち上げ、日本に住む外国人の人材採用を中心としたサポート事業を行う加地さん。

現在そのメディアには、日本に住む226カ国(エリア含む)の外国人、なんと17万人が登録しているそうです。

ライフサポートメディアって、具体的にどういったメディアなんですか?

まず外国人の方に、我々のサイトに会員登録(在留資格、ビザ含む)をしてもらうんですよ。
それに応じて、「このビザだったらこんなところで働けますよ」「こんなサービスが受けられますよ」といった感じで適切なところをご紹介する事業を行っています。

加地さん「彼らは入国してから家や携帯電話を借りたり、銀行口座を開設したり、ほかにも生活必需品がいるんですが、そういったものを我々が提供しているんです」

また昨今、日本の人口減少が問題になっているため、日本企業も日本人だけに何かを売るのではなく、外国人の方にも買ってもらうことで将来的に経済をしっかり回していけるような社会を目指して、約4年前くらいにこのメディアを立ち上げられたそうです。

プラットフォームを作った、という感じですね。

まさにプロダクション業務ですね!

出会いが増え、外国人の方に「日本という国にチャンスがある」と思ってもらえれば、日本人と外国人が共にうまく生活をし、そして双方がより豊かになるのではないかとお話してくださいました。

“一度きりの人生”を日本で過ごしてもらいたい

社名につけた「YOLO」は、You only live once(人生一度きり)の略で、「一度きりの人生を日本でしっかり過ごしていただきたい」という意味を込められているのだとか。

社名の由来を含め、そんな加地さんの想いに共感したさまざまな方や会社がたくさん出資をされているそうです。

現在、資本金だけでなんと7億円を超えているとおっしゃいます。

この7億円を集めるには、それだけ珍しいビジネススタイルということですもんね。
それはどうやってプレゼンしていかれたんですか?

事業やプレゼンの内容、テクニックではなく、やろうとしている志であったり、目指すべき未来に対して共感いただいていると思っているんですよ。

加地さん「従来のビジネスでいうと、自分のできることで起業するのが一般的だと思われがちですが、我々がやっているのは社会が望んでいることをビジネスの主題にしています。日本の国は人口が減ると、労働力もさることながら経済も衰退していきますよね。そこを補うためにこの事業を立ち上げているので、その考えや想いに共感していただいている多くの企業にご賛同いただいて、出資してもらっているんです」

大事故をきっかけにビジネス転換!

志の高い加地さんは、一体どんな学生さんだったのでしょうか?

加地さん「実は高校2年生で中退してまして、溶接工からサラリーマンになって、学歴コンプレックスがあったんです。で、英会話スクールに通おうと思ったんです。1年後くらいにその英会話スクールが倒産して……。その時、受付の方から『助けてほしい』って言われまして。24歳くらいで貯金をはたいてその英会話スクールを譲っていただくことになったんです」

英会話スクールの生徒からいきなり経営者に!?
すごいですね。

しかし、ノウハウも何もない状態でいきなり始めた英会話スクールの経営。
お子さんを対象にした教室だったため、加地さんは夜な夜な子どもがいる家にポスティングしたり、張り紙をしたりしてコツコツと運営されていました。

のちに大阪、東京、オンラインでフィリピンにも展開できるようになっていったんですが、今から5年前くらいに大阪の寺田町というところでロードバイクに乗っていた時に車と衝突して……。
5日間意識不明になって、顔面68針縫ったんです。

68針!!

そこから目覚めた時、「このまま死んでいたら英会話の社長として終わってしまう」とものすごい恐怖を感じたそう。

もし生まれ変わるチャンスをいただけるのであれば、『この事故を契機に世の中のためになる事業をしたい!』と思って、そこから完全に事業をピボットしたんです。

資格も取れる“就労インバウンドトレーニング”

加地さんは4人の娘さんのため、そして少子化問題になんとか貢献したいという思い、さらにはもっと世界中の人たちにさまざまなお仕事やチャンスの機会を作りたい!という考えから、現在の事業を始められました。

立ち上げ約4年にして、登録者数は約17万人に上ります。

登録された外国人の方にお仕事を紹介する際、加地さんはご本人の希望に合わせることをとても重要視していらっしゃるそうです。

清掃現場とかそういったところを望んでいる事業主さんも多いんですが、(求職者側は)やっぱりオフィスで働いたりしたいと思われる方も多いです。

加地さん「そこで問題になるのが語学力です。ただ滞在年数に比例して語学力は伸びていきますので、英語と日本語、またはベトナム語と日本語がしゃべれる人材として日本人より優秀な可能性もあるんですよね」

その方の日本の滞在年数と適職をしっかり把握し、面接なども行ってから適切な企業に紹介をしているとおっしゃいます。

さらにね、学校もお持ちなんですよ!

学校といいますか、いわゆる「就労インバウンドトレーニング施設」ですね。
外国人の方をトレーニングするための場所として、新今宮に1500坪の施設を持っています。

たとえば介護施設だと、ヘルパー資格(初任者研修)がないと働けないこともあるんですが、YOLO JAPANさんに頼んだら、そこの研修センターで受講して資格を取得した状態で企業に紹介してくれるんですよね!

外国人の方が自分のしたい仕事を選び、資格が必要ならば就労施設で取得できるという流れまで作ってらっしゃるYOLO JAPANさん。

元々は緊急性の高い求人が多かったり、そのため現状に合う企業とすぐにマッチングをしていたそうですが、コロナ禍で飲食店やホテルなどで人手が必要なくなってしまう流れに。

しかしその流れがきっかけで、しっかりと教育に時間を使うことができるようになったのだとおっしゃいます。

そのあたりの詳しいお話も気になりますね。
続きは次週、引き続きお伺いしていきます!

YOLO JAPAN

在留・在日外国人向け情報メディアの運営、在留・在日外国人向け就労インバウンド施設「YOLO BASE」の運営、子供向けコミュニティ英会話サービス、空き時間活用のシェアリング英会話サービス ほか