「それU.K.!!ミライbridge」 後半は、 大阪・難波にあるFM大阪の中に、日曜日のこの時間にだけ新たにオープンすることになった新コーナー「エリーナの部屋」。
介護福祉業界の現場で働くYouTuberユニット「介護あかるくらぶ」のエリーナ秘書が、リスナーの皆さんからのご質問や疑問にお答えしたり、最新トピックスについてお伝えしていきます。
さあ、第9回はどんなメッセージが届いているんでしょうか?
お茶の間のアイドルU.K.さん(Uちゃん)と、エリーナ秘書がお送りします!
「物忘れ」と「認知症」の違い
今回のリスナーさんからの相談内容は「家族の認知症」について。
さっそくメッセージを見てみましょう。
📧リスナーさんからのメッセージ
夫のお父さん、お母さん、夫、私、娘の5人で暮らしています。夫のお母さんに認知症の疑いがあります。周りに認知症の人がいなかったので、戸惑っています。
認知症ってどんな症状ですか?認知症の人と暮らしていく場合、家族はどのように接していけばいいかアドバイスをいただければと思います。
義理のお母様が認知症かもしれない、というご相談。
どのようにすれば良いのかエリーナ秘書に聞いてみました。
認知症の疑いがあるとのことですが、まず症状でいうと「物忘れ」が代表的な症状に挙げられると思います。
エリーナ秘書「自分がした行動の内容を忘れているっていうのは、老化による『物忘れ』なんです。行動したこと自体を忘れているっていうのが『認知症』と言われているんですね」
「今日晩ご飯、何を食べたっけ?」というのが物忘れ。
「今日、晩ご飯食べたっけ?」というのが認知症で、初期症状の一つなのだそうです。
ストレスをかけない声掛けが大切
認知症のある方に対してストレスをかけないことがとても大事で、ご本人を傷つけないように声掛けをしてあげるのが重要だといいます。
「ご飯食べてない!」と何回もおっしゃる方もいますが、「さっきも食べたってゆったやんか」という言い方じゃなくて、「そやねぇ~お腹空いたね」っていう感じでちょっとクッキーを出してあげるとか。
エリーナ秘書「忘れていることさえ忘れているので、あんまり否定しすぎてしまうと傷つけちゃうんですよね」
「財布がない!どこやろう」と言っていたら一緒に探してあげるとか、「ないなぁ~おばあちゃん。また出てくるってー、寝よっか!」みたいなノリが一番なのかな。
「でも、自分の身近な人がそうなった時は本当にショックだろうし、どうしたらいいんだろうって思っちゃいますよね」とUちゃん。
一緒に過ごす家族の方は、認知症になられた方とはっきり会話ができていた時のイメージが頭にあるので、なかなか受け入れにくく辛い思いをすることも……。
このリスナーさんが一番近くで見守りをしてらっしゃる方であれば、たとえば土日はご主人に交代してもらってお母さんをどこかに連れて行ってもらうとか。
リスナーさんご自身も休憩できる時間を作るっていうのがすごく大事だと思います。
介護施設を利用するのも一つの選択肢
もう一つの選択肢として、「日頃生活をしているのは家だけれども、横でずっと見守りをするのが難しい」といった場合には、デイサービスという介護施設を利用するという方法もあります。
1日数時間、日中の時間帯だけ預かってくれる施設で、みんなでレクリエーションなどをして交流したり、食事や入浴、排泄介助、健康チェックなどをしてくれます。
そういう施設って、結構お金かかるんですか?
介護認定を受けていたら1割負担や2割負担で利用できるので、経済的にもそこまで大きな負担はかからないですよ。
まずは地域包括センターといった機関へ相談をするのが良いそうです。
エリーナ秘書「あと、私ちょっと気になったんですけど、リスナーさんのメッセージでは『認知症の疑い』ということですよね。まずはかかりつけの病院に行って、担当の先生に認知症なのか聞いてみられてもいいのかなと思います」
認知症によく似た「せん妄」って⁉
もう一つ、認知症に近い似たような症状がありまして、「せん妄」ってご存じですか?
知らないです、初めて聞きました。
エリーナ秘書「高齢者で発症する方が多いんですが、引っ越しや入院といった環境の変化が原因で一時的に認知症のような症状が出るのが『せん妄』なんです」
Uちゃん「こないだ、嫁のおばあちゃんが足を折って入院した時に『自分のズボンがない』って、穿いてるのに言い続けてたんですよ。それを見てうちの義理の母も泣いて。でも家に帰ったらすべて戻ってるんですよ。何だったんだあれは!っていうぐらい」
せん妄は治療に用いられる薬が影響することもあるそうですが、目の当たりにすると不安になりますよね。
過去、エリーナ秘書のお爺さまもせん妄になったことがあるようで、認知症になってしまったのかと本当に辛い思いをしたと話してくれました。
せん妄は、U.K.さんのご家族のように退院してお家に帰るとか、それ自体の原因となっているストレスを取り除いてあげれば治りますので、次第に進行していく認知症の初期症状とは別ものなんです。
この2つはとてもよく似た症状ですが、それぞれ適切な対応が異なるんですね。
なるほど、今回もとても勉強になりましたね。
YouTuberユニット「介護あかるくらぶ」のチャンネルでは、『U.K.とエリーナの部屋』という番組もスタートしています。
こちらもぜひチェックしてみてくださいね!
YouTuberユニット「介護あかるくらぶ」
株式会社エースタイルの社員3人が結成したYouTuberユニット。介護あかるくらぶ(明るく×Love)として、介護にまつわる情報を発信。
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