A3用紙に遺言を残せる新しい終活ツール!株式会社はっぴぃandプロジェクト 代表取締役・辻瑞惠さん

「それU.K.ミライbridge」 後半は、 大阪難波にあるFM OH!の中に、日曜日のこの時間にだけオープンするパートナーズカフェ。
介護・福祉・看護業界で活躍されている、普段はなかなか脚光を浴びない方々に、スポットライトをあてて主役にしていくコーナーです。

第40回目のゲストは、株式会社はっぴぃandプロジェクト 代表取締役・辻瑞惠さん。

今回はお茶の間のアイドルU.K.さん(Uちゃん)と、YouTuberユニット「介護あかるくらぶ」のまさZO20がお届けします!

新しい終活ツール「ゆいごん白書」って!?

人生の最終段階を書き残せるという「ゆいごん白書」を作られている、はっぴぃandプロジェクトの辻さんにお越しいただいています。

「ゆいごん白書」とは、一体どういったものなのでしょうか?

自分がどのような最後を終えたいのかを書き記して、ご家族に渡しておくことができるものです。
遺言書でもエンディングノートでもなく、“新しい終活ツール”として覚えてもらえたらと思っています。

A3用紙2枚セットになった「ゆいごん白書」には、終活に必要な60項目が記載されていて、自分が入院した時のこと、延命治療を希望するのかしないのか、お葬式のこと、お墓参りはいつ、どれくらいの頻度で何回来てほしいのか……といったことがチェックマーク形式で記せるようになっています。

3枚の複写式になっているので、専用の封筒に入れてご家族の方に渡して共有しておくことが可能です。

“元気なうちに書き残しておく”のがポイントです。
人生はいつ何が起こるかわからないので、若い方でも年齢は関係ありません。
そういう目線で最後の時を見つめることで、“これからどうやって生きていこうか”という人生の見直しができるんですよ。

自分に合った内容のものが選べるよう、「30・40代、50代、60代、70代からの『ゆいごん白書®』」の4種類と、「働き盛りのおひとりさまが選ぶ『ゆいごん白書®』」が販売されています。

チェックマーク形式で簡単にできるっていうのがいいですよね!

最後まで輝いていた叔父の終活がきっかけ

これを始めようと思ったきっかけって、何だったんですか?

叔父が63歳の時に余命3カ月を言い渡されたんですが、完璧な終活をして亡くなったんです。

ご自身の死を覚悟し、綺麗な形を整えられた叔父様の姿を見て、その人生が輝いて見えたとおっしゃいます。

辻さん「“生き様”は、“死に様”なんだなって感じたんです。もし自分が同じ立場になった時に、叔父のような完璧な終活をするにはどうしたらよいかなと考えたのがきっかけでしたね」

そうして、今から約20年前に「ゆいごん白書」が誕生しました。

「最後に“いい人生だった”と思えるように」

現在はっぴぃandプロジェクトでは、販売だけではなく全国各地で「ゆいごん白書」の書き方講座も開催しています。

会場で終活の最新情報や役立つ情報を共有しながら、参加者の方が講師と一緒に約2時間ほどで作成します。

今後はどのように展開していきたいですか?

今は全国で認定講師が40数名がいるのですが、ゆくゆくは講師をもっと増やして講座を広めていきたいなと。
最後に皆さんが「あ~いい人生だったな」と思えるように、大切な人生を整理していくお手伝いができたらと思っています。

“終活”というと少し構えたイメージを持たれている方もいらっしゃるかと思いますが、これなら気軽に自分の生き方や最後の時を見つめ直すことができそうですね。

「ゆいごん白書」の購入や講座について、詳しくは以下のリンクを参照してみてください。

株式会社はっぴぃandプロジェクト

あんしん未来シート『ゆいごん白書(遺言白書®)』を軸に講座の開講、講師の養成のほか、終活関連会社や専門家、終活業務に強い士業の方々と連携を取り、高齢者とご家族のより良い環境づくりをサポートする取り組みを行っている。