阪大で認知症の研究をするKAIGO LEADERS 大阪の瀬戸ひろえさん

「それU.K.ミライbridge」 後半は、 大阪難波にあるFM OH!の中に、日曜日のこの時間にだけオープンするパートナーズカフェ。
介護・福祉・看護業界で活躍されている、普段はなかなか脚光を浴びない方々に、スポットライトをあてて主役にしていくコーナーです。

第16回目のゲストは、KAIGO LEADERS(カイゴリーダーズ)大阪の瀬戸ひろえさんです。

今回はお茶の間のアイドルU.K.さん(Uちゃん)と、YouTuberユニット「介護あかるくらぶ」のきったんがお届けします!

KAIGO LEADERSって?

KAIGO LEADERSは、2013年に秋本可愛さんが立ち上げた団体です。
「2025年、介護のリーダーが日本のリーダーになる」をスローガンに掲げ、全国各地で介護を明るくするリーダーを増やし、コミュニティを広げていく活動をしています。

特にKAIGO LEADERS OSAKAでは「CONA(コナ)」というイベントを行っているそうです。

CONAの名前の由来ってなんですか?

CONAは粉もんが由来です!

関西らしいっ…!大阪って感じやね!

——しかし、なぜ粉もんを由来にしたのでしょうか?

瀬戸さん「お好み焼きって、色々な具材がごちゃまぜになってるのが、粉っていうつなぎのおかげで1つの美味しいものに出来上がってる。CONAもそういったことをコンセプトにしているんです!」

介護業界、建築、育児、色々な人がごちゃまぜになって集まることで、介護業界に新しいリーダーを、コミュニティを誕生させていこう。
CONAという名前にはそんな願いが込められています。

CONAのイベントには、はっぴーの家ろっけんの首藤さんもいらっしゃったそうです。

阪大で認知症研究——よりよい人生を送れるように

瀬戸さんはKAIGO LEADERS OSAKAの活動の他、大阪大学の学生として認知症の研究もされています。

どうして瀬戸さんは認知症の研究をしようと思われたんですか?

祖父が認知症とパーキンソン病を患っていまして、私が施設に訪問しても、テレビを見ているか見ていないのかもわからないまま、1人でぼーっと暮らしているだけでした。

元々、医療を目指したいと思っていらっしゃった瀬戸さん。お祖父さまのご病気がきっかけで「もっと生きている間に、生きている意味を感じながら生きることが大事なんじゃないか」と考え、「認知症や老いることに対して、よりよい人生を送れるような答えを見つけてみたい」と思って、現在の研究や活動を行っています。

瀬戸さんは今、認知症の方が治療方法や生活の方法次第で、どれほど生活の質が上がるのかという研究をしています。

瀬戸さん「例えば、認知症になる前に検査をすると発症を遅らせることができる核医学検査というものがあるんですけれど、認知症の核医学検査でどれくらい発症が遅れるのかとか、どれくらい介護費が削減されるかとか、そういったことをパソコンでシュミレートして数字的に結果を出すとか、そういった研究をしています」

ただ生きるだけじゃなくて、ほんまに楽しく生き続けてもらいたいですね。色んなイベントともコラボしていけたらなぁって思います。

KAIGO LEADERS OSAKAでは現在メンバー募集中です!介護の業界もっと明るくしたいけど1人では1歩踏み出すことが難しい、そんな人にぜひ入っていただきたいなと思っております!

KAIGO LEADERS(カイゴリーダーズ)

KAIGO LEADERSは、超高齢社会を創造的に生きる次世代リーダーのコミュニティです。

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