言語聴覚士として食事や会話などのリハビリを行う福原桃子さん

「それU.K.ミライbridge」 後半は、 大阪難波にあるFM OH!の中に、日曜日のこの時間にだけオープンするパートナーズカフェ。
介護・福祉・看護業界で活躍されている、普段はなかなか脚光を浴びない方々に、スポットライトをあてて主役にしていくコーナーです。

第10回目のゲストは、cotobatoco life designで言語聴覚士をしている福原桃子さんです。

今回はお茶の間のアイドルU.K.さん(Uちゃん)と、YouTuberユニット「介護あかるくらぶ」のきったんがお届けします!

言語聴覚士ってどんなお仕事?

言語聴覚士は通常STさんと呼ばれています。
STとは「Speech-Language-Hearing Therapist」の略です。
一般的には病院に勤めてることが多い仕事です。

極端な言い方をすると、首から上のリハビリをするお仕事」と福原さんは分かりやすい解説をして下さりました。

主に食べること、飲み込むことのリハビリをします。

食事が1番の楽しみやってご高齢者さんがとても多い。だから本当にSTさんには助けられてます!

どういうステップでリハビリを行うのでしょうか?

まず、何によって症状が起こっているかという評価をいたします。

マヒで食べられない方、神経難病(ALSや筋ジストロフィーなど)で食べられない方、また別の原因で食べられない方、色んな原因で食事が困難な方がいらしゃいます。
「その方に合わせた評価をさせていただいて、そのうえで食べられる食材の選定や、食事の姿勢を調整していくところがとても大切」だと福原さんは語って下さりました。

福原さんのこれまでの歩み

高校生の頃から医療人になろうと考えていた福原さん。病院の見学に行ったとき、言語聴覚士さんに出会い「これだ!」という直感が湧いてきたそうです。
そこからは一直線に言語聴覚士までの道を歩まれました。

大学卒業してからの福原さんのキャリアがけっこう変わっていらっしゃって…

福原さんは初めは病院で勤めていらっしゃいましたが、病院を辞め、その後、なんと世界一周の旅に出られました
それからまた色々あって訪問看護に従事され、現在はフリーランスとして活躍されています。

いろんな経験をしているからこそ、色んな痛みが分かるんですね!

全国に言語聴覚士のリハビリを——福原さんの夢

言語聴覚士のリハビリ・療法を受けたいと思っている全国の人に、サービスを届けたい。それが福原さんの夢です。

Uちゃん「言葉が出にくい、または食べづらいという時期は、どんな年代でも起こりうることだと思うんですよ。そういう方のために、こういう職業があるよっていうのを、これからもこのコーナーで伝えていきたいですね!」

福原 桃子(多拠点生活・フリーランス言語聴覚士)

福原さんのツイッター

福原 桃子(多拠点生活・フリーランス言語聴覚士)