元ボクシング世界王者・徳山昌守さんが目指すミライ

U.K.こと楠雄二朗さん(Uちゃん)と、株式会社エースタイルの谷本吉紹社長(谷さん)がDJを務めるラジオ番組「それU.K.ミライbridge」

前半は、関西で活躍しているビジネスマン、アスリート、有名人をピックアップし、その方のイマまでの歩み、そして、ミライについてお話を伺うミライ・リーダーのコーナー。

第7回目の今回もボクシングの元・世界スーパーフライ級チャンピオンの徳山昌守さんをゲストにお招きしています!

引退後の徳山さんの新たな挑戦

お嫁さんの反対を押し切って3ヶ月間の韓国留学を経て、焼肉屋のオーナーを始めた徳山さん。

勉強のつもりで始めた焼肉店。お店は「世界チャンピオン徳山に会える店」として話題になり、黒字続きでとても順調に続きました。しかし、徳山さんはお店を畳む決心をしました。

当時の心境を徳山さんはこう振り返ります。

徳山さん「このままやったら先に進めなくなっちゃうなって思ったんです。例えば荷物も両手いっぱいに持ってたらそれ以上は持てなくなる。いったん荷物を置いたらまた両手が空いて、別の荷物を持てるようになる。そこそこの黒字より、また違うことに挑戦したみたいなって思ったんです

ミライの子ども達へ——ボクシングから学ぶ人生哲学

チャンプの今後の目標、ミライへの想いを聞かせてください。

ボクシングをもっと普及させるのが僕の役目なんじゃないかと思ってます。

実は、プロボクサーの数は最盛期に比べて半分くらいに激減しています。
ボクシングはしんどい、辛い、痛い、怖い。他にも競技がある中で、なかなか子供には選びづらい競技かもしれません。

しかし、その辛さや怖さの中にこそ、ボクシングの魅力があると徳山さんは語って下さりました。

徳山さん「怖いけれども、怖いからって逃げてたんじゃ、その先に進めない子になっちゃうと思うんです。だから子どもたちには自分に勝つことの大事さを教えてあげたい
自分に勝たなかったら、この先どんな競技、どんな仕事に就いても絶対上手くいかないと思うんですよ。怖い、痛い、辛い、けれどもそこを頑張って怖さを乗り越えたとき、もっと違う、素晴らしい景色が見られる。ボクシングを通して、自分でチャレンジして乗り越える経験を子どもたちに伝えたいです」

自分に勝つこと、このフレーズがすごく残りました。当社の社員にも教育もう1度さしていただきたいですし、自分の子どもにも、自分に勝ちなさいよっていうのを、今後、僕の言葉のように言っていきます!(笑)

チャンプ徳さん

徳山昌守さんのインスタグラム

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