大阪府民の「健康寿命」を延ばすプロジェクトを推進。大阪府政策企画部事業推進課主査・中本真太郎さん

「それU.K.!! ミライbridge」後半は、大阪・難波にあるFM大阪の中に、日曜日のこの時間にだけ新たにオープンすることになった新コーナー「OSAKA NOW & FUTURE」。

毎月１回大阪府の職員の方をお招きして、大阪の今、そして未来についてお話を伺うコーナーです。

第18回のゲストは、大阪府政策企画部事業推進課主査・中本真太郎さん。

お茶の間のアイドルU.K.さん(Uちゃん)と、エリーナ秘書がお届けします！

エリーナ秘書が興味津々の「10歳若返り」プロジェクト

中本さんがいらっしゃる事業推進課では、主に大阪府全域に関わる広域的なプロジェクトを推進されています。

その中でも、私は2025年の大阪関西万博のアクションプランである「いのち輝く未来社会」をめざすビジョンの一つにもなっている「10歳若返り」を目指すプロジェクトを担当しています。

「10歳若返り」を目指すプロジェクトって何なんでしょう？
めちゃくちゃ興味あるんですが、詳しく教えていただいていいですか？

大阪にお住まい方は、「平均寿命」と健康上の問題で日常生活に影響のない期間を示す「健康寿命」の差に、およそ10歳の差があります。

中本さん「加齢や病気などで健康状態に影響が出てくることもあるかと思いますが、そういった中でも趣味や運動などの活動や日々の生活習慣病などの予防、またAIなどの先端技術の活用などを通じて生き生きと長く活躍できるようにしよう、というのがこちらのプロジェクトです」

エリーナ秘書「私も介護施設を運営しているので、この健康寿命を延ばすっていうのは本当に興味がありますね」

大学や企業とコラボしたさまざまな事業も展開

大阪府では、他にも今までこんな取り組みをされてきました。

中本さん「大学や企業、市町村と連携しまして2021年度まで『10歳若返り実践事業』という実証事業に取り組んできました。たとえば、大阪大学大学院人間科学研究科、JR西日本、摂津市と連携しまして、JR「千里丘駅」階段に登りたくなる仕掛けをしました。エスカレーターの横に階段がある駅なんですけど、足を動かして行動したくなるようなペイントを施したんです」

Uちゃん「ユーモアのある仕掛けをしたんですね！」

それ以外にも、大阪大学大学院の歯学研究科と連携し、コロナ禍でも個人で取り組めることを目的として、アプリケーションを活用した口腔機能の維持、改善プログラム、効果分析といった事業を行ったそうです。