介護職の面接ではどんなことを聞かれるの？～介護福祉のQ＆A～

「それU.K.!!ミライbridge」後半は、大阪・難波にあるFM大阪の中に、日曜日のこの時間にだけオープンする「エリーナの部屋」。

介護福祉業界の現場で働くYouTuberユニット「介護あかるくらぶ」のエリーナ秘書が、リスナーの皆さんからのご質問や疑問にお答えしたり、最新トピックスについてお伝えしていきます。

さあ、第30回はどんなメッセージが届いているんでしょうか？

お茶の間のアイドルU.K.さん(Uちゃん)と、エリーナ秘書がお送りします！

「どんな仕事をしてきましたか？」その質問意図とは！？

📩リスナーさんからのメッセージ

介護の仕事を希望していますが、エリーナさんは面接ではどんなことを聞いていますか？採用する際、どんなところを見ていますか？

よくあるのは、今までどんな仕事をしてきましたか？っていう質問ですかね。

そこってやっぱり一番大事ですか？

大事です。今までどんな仕事をしてきましたかって聞く理由としては、どこまでのスキルを持っていますか？というのが聞きたいわけですよ。

エリーナ秘書「特別養護老人ホームで寝たきりの方の入浴介助をしていましたとか、お食事の介助をしていましたとか」

Uちゃん「じゃあ未経験の場合はどう回答したらいいですか？」

エリーナ秘書「未経験の方に関しては、そのまま未経験であることを伝えていただいて大丈夫です。なぜ今この仕事に就きたいのか、なぜ選んだのか。あとはこの仕事で何を学んでいきたいのかということを熱意を持って語っていただけたらと思います」

「なぜこの会社ではないといけないのか」の掘り下げがポイント！

「なぜこの会社を選んだのか」という質問に対して、素朴な疑問を投げかけるUちゃん。

Uちゃん「熱意の中でも、利便性が良いからとか、そういうのは言わない方がいいんですか？」

エリーナ秘書「そうですね、よく志望動機で『家から近いから』とか『福利厚生が手厚いから』と言われる方がいて。それも立派な志望動機なんですけど、面接する側からしたら『うちの会社じゃなくても……』って思ってしまうところもあるんですよ」

大切なのは「この会社じゃないといけない」っていう理由ですね。
たとえばホームぺージをチェックして、介護の仕事だと「認知症ケアにすごく取り組まれていたから」とか。

Uちゃん「今の若い子たちが面接を受けてくれた時、そこまでしっかり考えて答えてくれる子は多いんですか？」

エリーナ秘書「今、YouTubeとかでも面接対策の動画とか出てるじゃないですか？だからすごく綺麗にまとまった回答をする子は多いです」

綺麗にまとまった回答もいいんですけど、清潔感ってすごく大事じゃないですか？そういうところも見たりとか、回答の仕方によってコミュニケーションスキルを見たりとかしますね。突然の質問に対して答えられるか、とか。

素直に面接に向き合って、自分に合った職場を見つけよう

その他によく聞く質問として、前職の退職理由や、介護ならではの質問として「腰痛はありますか？」という質問もするとエリーナ秘書。

エリーナ秘書「かがんで介助することもありますし、腰痛を抱えながらできる仕事じゃないんですけど、腰痛になりやすい仕事でもあるんです。現在腰痛を持ってらっしゃってもいいんですけど、『今は支障なく働けます』という状態でしたらそう答えていただくのがベストかなと思います」

何でも素直に伝えることが結果的に自分自身も楽になるし、自分の首を絞めることもなくなるっていうことですね。

あと人間性も見ますね。

Uちゃん「でもわずか数分でわかりますか？」

エリーナ秘書「持ってきた書類がぐちゃぐちゃだったりとか、見える部分はすごく綺麗なんですけど鞄の中がぐちゃぐちゃだとか。あと、面接の時から企業に対しての要求が強い方。『給料はここまでほしいです』とか、必要以上に要求を強く出される方っていうのは、業務が始まってからも何か嫌なことがあったら周りのせいにしがちだったり、利用者様のせいにしたりとかそういった方が多いかなと思うので見るようにしています」

今日のお話も参考になったでしょうか？

このコーナーでは、引き続き皆さんからの介護や福祉に関する質問をお待ちしております！
以下のリンクからFM大阪のリクエストページに飛んで、「エリーナの部屋への質問」と書いて送ってくださいね。

またこちらのラジオコーナーの他に、介護あかるくらぶのYouTubeチャンネルでも介護福祉にまつわる情報を楽しく配信しています♪

そちらもぜひチェックしてみてくださいね！