当事者から発信することで差別や偏見をなくしたい。障害者ドットコム株式会社 ピアサポーター・コラムニストの川田直美さん

「それU.K.!! ミライbridge」 後半は、 大阪・難波にあるFM大阪の中に、日曜日のこの時間にだけオープンするパートナーズカフェ。
介護・福祉・看護業界で活躍されている、普段はなかなか脚光を浴びない方々に、スポットライトをあてて主役にしていくコーナーです。

第95回目のゲストは、障害者ドットコム株式会社・ピアサポーター・コラムニストの川田直美さん。

今回はお茶の間のアイドルU.K.さん(Uちゃん)と、YouTuberユニット「介護あかるくらぶ」のきったんがお届けします!

障がいのある当事者が行うピアサポーター

障害者ドットコム株式会社からお越しいただいた川田さん。
ピアサポーターとは、一体どんなお仕事なのでしょうか?

「ピア」っていうのは仲間とか対等っていう意味があるそうなんですが、「ピアサポーター」は、自分自身も障がいや病気の経験を持っていう人がその経験を生かしながら、障がいのある人の支援を行うお仕事だそうです。

私自身も、発達障害とパニック障害があるんです。

同じ目線だからこそ、より寄り添うことができるということなんですね。

障害者ドットコムさんは現在創業7年目ですが、6周年の記念日にとんでもない事件が起きたそうで……。

川田さん「2021年12月17日に北新地の診療科内科で起こった火災の事件なんですけど、ちょうど創業6周年の日でした。その日、うちの会社の利用者さんも巻き込まれたんです」

Uちゃん「そうなんですか……」

きったん「いろんなメディアの取材も来られたそうなんですけど、傷がまだすごく深い状態の時に率先して取材を受け続けておられたそうです」

川田さんご自身も近くのメンタルクリニックに通っていたそうで、しばらくはそのクリニックの通うのも怖くなってしまったとおっしゃいます。

障がいへの差別や偏見をなくしたい、そのためには当事者の発信が大事だと思って頑張っています。

当事者同士で集えるオンラインサロンも

不安になられている利用者さんもいらっしゃるかもしれませんよね。
そういう方のためになにかよりどころになるような場所ってあったりしますか?

オンラインサロンの「障害者ドットコム コミュニティ」を立ち上げました。

そちらに集えば、当事者同士でコミュニケーションが取れたり、いろんな講師の方のお話が聞けたりするそうです。

川田さん「心療内科にいる人って普通の街中にいる人と変わらないし、自分は大丈夫だと思っていてもプロの先生に確認してもらったり、当事者同士も話が聞けると安心できますよ」

Uちゃん「見過ごして頑張るんじゃなくて、専門家の意見を取り入れる。さらに障害者ドットコムのサイトを読むだけでもすごく気持ちが前向きになったりするんですよね。だからこそ皆さん前向きに『障害者ドットコム』をぜひ検索してみてくださいね。Facebookもありますよ」

障害者ドットコム編集室では、コラムニストとなる当事者の募集もされています。

私もそうなんですけど、話すのに苦手だけど書くのは得意だという方も募集しています。

興味のある方は、ぜひこちらのコラムニストの募集もチェックしてみてくださいね!

川田さん、お越しいただいてありがとうございました!

障害者ドットコム

障害者ドットコム コミュニティ

YouTuberユニット「介護あかるくらぶ」

株式会社エースタイルの社員3人が結成したYouTuberユニット。介護あかるくらぶ(明るく×Love)として、介護にまつわる情報を発信。