遺品整理から介護甲子園まで手掛ける!株式会社エルムズクリエイト代表取締役・中森章さん

「それU.K.ミライbridge」 後半は、 大阪難波にあるFM OH!の中に、日曜日のこの時間にだけオープンするパートナーズカフェ。
介護・福祉・看護業界で活躍されている、普段はなかなか脚光を浴びない方々に、スポットライトをあてて主役にしていくコーナーです。

第27回目のゲストは、「ゴーゴーお片付け」でおなじみの株式会社エルムズクリエイト 代表取締役・中森章さん。

今回はお茶の間のアイドルU.K.さん(Uちゃん)と、 YouTuberユニット「介護あかるくらぶ」のまさZO20がお届けします!

高齢化社会で注目されつつある「遺品整理」

引っ越しから不用品回収・買取から、家財整理まで行っている「ゴーゴーお片付け」。
なかでも、年々注目されつつある「遺品整理」についてお伺いしました。

「遺品整理」「生前整理」事業って、最初始めた頃は実際どうでしたか?

今まではニッチな産業だったんですけど、高齢化社会になるにつれどんどん需要が高まり、メジャー化してきていますね。
弊社では年間1万件ほどのお問い合わせをいただいています。


当初は、この業界自体、普段生活する上ではなかなか身近なこととして考えてもらえる機会が少ない分野であるがゆえに、どのようにこの事業を進めていけば良いのか大変苦労されたそう。

――模索しながらも、「ホスピタリティ」を大切にしながら今日まで丁寧に開拓されてこられた中森さんの工夫とは?

中森さん「お客様の気持ちに寄り添い、思いやりを持った対応はもちろんのこと、 家財整理の豊富な知識を持って信頼を築き上げてきました。ITを駆使した顧客管理や効率性アップにも励んでいます。」

でも実際、整理している時に「あれ、おばあちゃんのダイヤモンドがなくなってる!どこ行った?」みたいな(笑)
疑われたりとか、ないですか?そういうの。

そういったトラブルがないように、弊社のスタッフには「揉め事保証」といった独自の保証に入ってもらうようにしています。
あとは、もちろん行政の許認可を取得して営業していますし、お客様には業務内容をしっかりとご提示し、算定根拠を明確にして納得してご依頼していただいています。


少しずつ伸びてきている業界とはいえ、まだまだ具体的な認知度が低い部分もあり、どういった業者選びをすれば良いのかわからない……という方も多いのではないでしょうか。

そういった印象を逆手に取り、清潔感と真摯な姿勢でお客様と向き合うことで、良い意味で期待を裏切り、安心して依頼してもらえる業者として成長してこられたようです。

家財整理士の資格を持った担当者がしっかり相談に乗ってくれるのもポイントですね!

高校球児ならぬ、「介護甲子園」!?

家財整理だけでなく、「介護甲子園」という介護業界のイベントを主催されてらっしゃるとか?

そうなんです、プレゼン大会に近いような感じですかね。
介護っていうのはどうしてもクローズなところがあるというか、ご家族と入居者様にしかわからない部分がありますよね。
実際は、施設によって個性豊かな取り組みを行っているので、それをこういった場で発表し、広く知っていただくための舞台として企画しているんですよ。


第1回目は東京の日比谷公民館で行われたこちらのイベント。
はじめは100ほどの施設からのエントリーだったそうですが、どんどん盛り上がりを見せ、今ではなんと約7,000施設にも増えたのだとか!

まさZO20 「私も一度イベントを見たことがあるんですけども、レクリエーションをして競うのかなと思っていたら、職員さんが実際に現場であったエピソードをステージ上ですごく魂を込めてお話されていて。熱量に圧倒されるものがありましたね。」

2020年2月末には、インテックス大阪で第9回の開催決まっているそうなので、ぜひ足を運んでみては。

介護甲子園

仕事も人生も、めいっぱい挑戦し続ける

様々なことにチャレンジし続け、22歳から経営者として駆け抜けてきた中森社長。
そんな彼の50代でやりたい夢は、「キリマンジャロ登頂」。

経営以外でも充実した人生を生きたいなと。
それから仕事でも登山でも、苦しい時に頭に浮かぶ顔……たとえば家内の顔とか、そういう時に一番多く顔が浮かんだ人と、長く一緒に生きていけたら幸せだなと思っています。

ゴーゴーお片付け

家財整理や回収・買取、ゴミ屋敷のお片付け、引っ越しなどを請け負うサービス事業。