「それU.K.!! ミライbridge」 後半は、 大阪・難波にあるFM大阪の中に、日曜日のこの時間にだけ新たにオープンすることになった新コーナー「OSAKA NOW & FUTURE」。
毎月1回大阪府の職員の方をお招きして、大阪の今、そして未来についてお話を伺うコーナーです。
第3回目のゲストは、府民文化部消費生活センターの今市佳奈江さんと勝田結衣さん。
お茶の間のアイドルU.K.さん(Uちゃん)と、エリーナ秘書がお届けします!
消費者を守る“消費生活センター”
府民文化部消費生活センターっていうのは、具体的にはどういうところなんでしょうか?
役割は大きく分けて消費生活に関わる相談と啓発、処分、指導の3つに分類されます。(今市さん)
今市さん「消費者の相談を受けてその原因を把握して、双方の間に立ってその解決に向けて和解調整を行います。主には契約した時に、その契約書の内容とかに双方の食い違いがあってトラブルが生じた場合、消費者と事業所の間に立って調整したりします。もう一つが、消費者と事業者に向けて正しい取引などのルールを啓発しています。あとは、そのルールを啓発するんですけど、それでも守らない事業者に対しては処分であったり指導を行っています」
コロナ禍において、問い合わせが増えたそうで今では1日に30~40件ほどの相談があるそうです。
2020年5月でいうと「注文していないのにマスクが届いたんだけれど、どうしたらいいのか」といった相談がありましたね。
そういった事例がありますよっていうのを啓発したりもしています。(今市さん)
一方、勝田さんは主に若者向けの啓発を担当されていらっしゃいます。
成年年齢の引き下げによって在学中に成年になる高校生に対する消費者教育を重点的に取り組んでいます。
成年になると親の同意なしでいろんな契約が一人でできるようになるんですけど、悪質事業者はそういった若者を狙って通販とかマルチ商法に勧誘するんです。(勝田さん)
たしかにそうですね、一番危ない年齢ですよね。
対処法を掲載したリーフレットを大阪府内のすべての中学校と高校に配布したり、啓発動画を作ったりといったこともされているそうです。
新型コロナウイルスで相談が急増…
ちなみに、新型コロナウイルスの影響で急増している相談ごとってどういうことがありますか?
先程もお伝えしたマスクに関する相談のほかに、旅行のキャンセル料の相談が増えましたね。
あとは特別定額給付金に便乗した悪質商法とか、持続化給付金に関する不正受給とかも多く寄せられました。(今市さん)
審議が不明なさまざまな情報が飛び交って、商品の買い占めなども発生してしまいました。
これらに対応すべく、正しい情報を迅速に発信する公式Twitterを2020年5月に開設しました。(勝田さん)
質問にAIで自動解答してくれる、チャットロボットを開設。
大阪府広報担当副知事の公式キャラクターであり、消費者教育推進大使でもある“もずやん”のプロフィール画像が目印です。
「どこに相談したらいいんやろ」とわからないこともありますし、消費者ってすごく弱い立場なのかなと思うので、こういったのがあると安心できますね。
消費者の安心を守ってくれる府民文化部消費生活センターのお二人、遊びに来てくださってありがとうございました!
大阪府|消費生活センター
YouTuberユニット「介護あかるくらぶ」
株式会社エースタイルの社員3人が結成したYouTuberユニット。介護あかるくらぶ(明るく×Love)として、介護にまつわる情報を発信。