U.K.こと楠雄二朗さん(Uちゃん)と、株式会社エースタイルの谷本吉紹社長(谷さん)がDJを務めるラジオ番組「それU.K.!! ミライbridge」。
前半は、関西で活躍しているビジネスマン、アスリート、有名人をピックアップし、その方のイマまでの歩み、そして、ミライについてお話を伺うミライ・リーダーのコーナー。
第71回目の今回は、株式会社アニスピホールディングス 代表取締役・藤田英明さんをゲストにお招きしています!
動物を保護して“ペット共生型施設”を運営
今日のゲストは、谷さんが熱望したアニスピホールディングスの藤田さん。
ラジオ出演のために関東から大阪までお越しくださいました。
弊社は、ペット共生型の障がい者グループホームを全国に展開しています。今で316施設ぐらい経営していて、関西でも70拠点ほど運営させていただいています。
谷さんが介護福祉事業に参入した今からちょうど8年前、介護保険法を勉強しようと本屋で手に取った介護保険の介護講習の改正ガイドという本の著者のお一人が、本日ゲストの藤田さんだったのだそう!
藤田社長は全国行脚して、いちフランチャイズのオーナーさんとの面談もすべてこなされてるんですよね。
あと、保健所にいる保護犬などもご自身で行って引き取ってこられたり。
動物がお好きなんですか?
自宅に保護犬7頭と保護猫4頭、保護フェレットが1頭、あと保護鳥が82羽いまして。
ちょっとした動物園じゃないですか!(笑)
藤田さん「最近ニュースでも見たんですけど、コロナ禍のステイホームでペットを飼うんだけれども、すぐに捨ててしまう人が増えたと聞きました。特に、西日本で保護犬が多くなってきているんですよ」
藤田さんご自身も関西まで足を運んで、保護した動物を関東の施設に受け渡す活動をしてらっしゃるそうです。
全国に950施設!? 伝説のデイサービス秘話
藤田さんが最初に起業をされたのは26歳の時でした。
当時が、あの伝説のデイサービスの時ですよね?
谷さん「全部で950施設ですかね?たくさんのデイサービスを全国的に広げられて。今も記録が破られていないんじゃないですかね。僕も当時、その記事を読ませてもらって『あ、介護業界にすごい人がいるんやな~』と興味を持って、今の仕事をさせていただくきっかけになったんですよ」
元々起業をしたきっかけは、日本で国債発行が多いなか様々な補助金がたくさん使われている状況を知って、そこまで補助金を使わなくてもパフォーマンス高く高齢者の方のケアができる事業をやりたいと思ったことだったそうです。
そして今はペット共生型の障がい者施設を運営されています。
障害あるなし関わらず、ペットを共存することによってペットセラピーなどの良い効果があるっていうのは証明されてますよね。
たしかにペットといると癒されますよね~
肌身で感じた介護現場を変えたい!
藤田さんは大学の社会福祉学科を卒業してから起業する26歳までのあいだ、社会福祉法人で働いていらっしゃいました。
そこでいきなり理事長からの指名で、弱冠23歳にして約700人の部下を抱える事務長に……!
とにかく信頼を得るために、誰よりも知識を身につけて誰もより必死で働き、会社に住み込むほどだったのだとか。
ご自身にとっての大きな転換期って何だったんですか?
当時は現場も入りつつ事務長をやっていたので、家族の人や利用者さん本人から相談をたくさん受けたんです。
藤田さん「家族は介護疲れとか。仕事終わって帰ってきたら、おばあちゃんが認知症で勝手にガスをつけて火事になりかけちゃったり。食べちゃいけないものを食べちゃったり。それで、イライラして手が出てしまうっていう。手を出してしまった後に罪悪感にかられる……みたいな話をたくさん聞くわけですよ」
これは介護サービス自体が全然足りない、使いたい時に使える環境にない。だからこそ、そういうことが起きてしまうんだ、っていうのを26歳ながらに思ってしまって。
どうにかしたい!と思ったその時、個人の力では難しいかもしれないという理由から起業を決意。そこからデイサービス事業が始まりました。
とはいえ、最初は資金繰りの面などで大変苦労されたのだそうです。
気になるお話は次回、引き続きお伺いしていきます!
アニスピホールディングスが運営するペット共生型障がい者グループホームについて、詳しくは以下ホームページをご覧ください。
株式会社アニスピホールディングス
ペット共生型障がい者グループホーム、生活介護障がい者デイサービス、動物看護士によるペットシッター&看護の運営、障がい領域のシステム開発・販売 ほか
わおん/にゃおん
ペット共生型障がい者グループホーム。