新聞社から飲食業に転身を遂げた敏腕社長!ジェイエフエフシステムズ株式会社 代表取締役・野村武さんのイマ

U.K.こと楠雄二朗さん(Uちゃん)と、株式会社エースタイルの谷本吉紹社長(谷さん)がDJを務めるラジオ番組「それU.K.ミライbridge」

前半は、関西で活躍しているビジネスマン、アスリート、有名人をピックアップし、その方のイマまでの歩み、そして、ミライについてお話を伺うミライ・リーダーのコーナー。

第38回目の今回は、ジェイエフエフシステムズ株式会社 代表取締役・野村武さんをゲストにお招きしています!

元新聞社から「鳥貴族」の経営者へ

飲食店55店舗をメインに、ホテルや民泊、ビル管理などを運営する、敏腕社長の野村さん。
元々は新聞社で働かれていたそうですが、インターネットの普及で紙媒体は将来的に先細になるのではないかと考え、今から約25年前に学生時代から興味のあった飲食業に飛び込まれたそうです!

谷さん「当時はまだ新聞っていうのが媒体として強い時代でしたから、そこまで予知して動かれたっていうのがすごいですよね」

いざ飲食業に転身しようと決めて、まず何から始められたんですか?

当時、数店舗ほど新聞販売店の経営もしていたんですが、ある日、すぐ隣に鳥貴族さんの店舗ができたんですよ。

今や誰もが知っている居酒屋チェーン店「鳥貴族」。
当時はまだ全国で20店舗ほどしかなく、それほど認知度も高くなかった時代でした。

野村さん「食事に行ったときにね、そこのアルバイトの店員さんの接客も良くてもちろん味もおいしくて、良いお店だな~と思ったんです」

そこで目にした料理のメニュー表がきっかけに……。

メニュー欄の下の方に「フランチャイズ募集」って書いてあったんですよ。それで翌日すぐに電話して。

思いついたら即行動ですね!

こうして、野村さんは鳥貴族のフランチャイズ店を経営することになりました。

鳥貴族・大倉社長のサポートで、いざスタート!

いきなり畑違いの業界に飛び込んで、はじめは逆境とかなかったですか?

当時はまだ数店舗しかなかったので、現社長の大倉社長に直接ご指導いただいて。味のクオリティも高かったですし、そういう不安とかはまったくなかったです。

元々接客が好きだったこともあり、「お客さんに喜んでいただければ繁盛店になる」という気持ちでスタートを切った野村さん。

ですが、いざ従業員を雇って営業を始めるとつまづくこともありました。

野村さん「私も大正生まれの親世代のもとで育ってきましてね、その当時、昭和の時代っていうのは“男は休みなく働くもんや”といわれてきましたので……。新聞社でもその考えでやってきたので、その心構えをお店の従業員にも伝えてきた時代だったのです」

すると、お休みが取れない過酷な環境に、次々と従業員が辞めていくという事態に。

谷さん「たしかに今じゃありえませんが、当時はそこで初めて頭を打ったという感じだったんですね」

周りに相談しながら、そこから少しずつ環境改善していきました。
今でも引き続き尽力していますが、どうしても飲食店の社会的地位をあげたい!という思いが強いですね。

次々と事業拡大!社会人野球チームも誕生

鳥貴族のほかにも、ランチ食べ放題を提供する「鯛めしや はなび」など国内で新しい店舗を増やし、海外にはタイ・バンコクに日本食が食べられる「はなび屋」を出店するなど、次々と事業を拡大!

現在は国内外合わせて50店舗以上を経営し、アルバイト含む従業員1000名を超える大企業になりました。

ほかにも沖縄での民泊事業、太陽光の売電事業、ビルテナント業工務店、不動産宅建業など……その活躍の幅は広がるばかり。

実は、弊社エースタイルで女子硬式野球部Welfareを作ろうと思ったきっかけも、野村社長だったんですよ!

飲食業をはじめ若手の人材不足が嘆かれるなかで、「働きながらも夢を諦めてほしくない」との思いから、野村さんは男子の社会人野球チーム「ジェイエフエフシステムズ硬式野球部」を作られました。

兵庫県を起点に全国大会出場を目指し、のちに関東営業所の方でも「JFF Systems East」という関東版チームも発足しました。

プロになれなかった方のセカンドキャリアを応援したいと思って、チームを作ったんです。
若者を応援したい!という思いはずっと胸にありますね。

U.K.「実業団チームの選手として、そして社員として雇用されるわけですから、その仕組みを作られたお二人は本当にすごいですよね」

次回も引き続き、野村さんに興味深いお話をたくさん聞いていきたいと思います!

ジェイエフエフシステムズ株式会社

飲食事業。鳥貴族(FC)、マラサダドーナツ(FC)、サバ6製麺所 (FC)、下品なぐらいダシのうまいラーメン屋 (FC)、 鯛めしや はなび (直営)  ほか