U.K.こと楠雄二朗さん(Uちゃん)と、株式会社エースタイルの谷本吉紹社長(谷さん)がDJを務めるラジオ番組「それU.K.!! ミライbridge」。
前半は、関西で活躍しているビジネスマン、アスリート、有名人をピックアップし、その方のイマまでの歩み、そして、ミライについてお話を伺うミライ・リーダーのコーナー。
第170回も、有限会社re・make 代表取締役・岡山栄子さんをお招きしています!
18年かけてようやく収穫できる箕面の実生柚子
「ゆらぎスタイル」というブランドを立ち上げて、統合医療や箕面市の地域資源の実生柚子を使った未病ケアを通して、地域社会で活動しています。
実生柚子って、普通の柚子ではないんですよね?
実生柚子は種から18年かけてやっと収穫ができるんですよ。
日本で私たちが知っている柚子は接ぎ木をされた人工栽培の柚子なんです。
Uちゃん「野生の柚子ですね!」
谷さん「それでWILD YUZU(ワイルドユズ)っていうブランドなんですね」
この実生柚子が優れものだそうで、岡山さんは大阪大学のバイオベンチャー医学博士の近藤先生と共同開発して、果汁を絞った後の廃棄部分から製油や芳香蒸留水などの原料を作られました。
岡山さん「この柚子がどう肌に良いのか、どういった優位性があるのかを科学的に検証して、保湿力であったりアンチエイジング(抗酸化、高老化)に関する優れているというデータが取れたんです」
ご主人の病気をきっかけにアロマセラピーと出会う
――岡山さんが今のお仕事を始めようと思われたきっかけは何だったのでしょうか?
岡山さん「元々は会計事務所で働いていて、27歳で一回り上の夫と結婚して専業主婦になって娘を出産しました。夫は保険で働いていて健康な人だったんですけど、突然脳腫瘍で倒れたんですよ。余命宣告を受けて、治療ももちろんですが、メンタル的にも本人も私も大きくダメージを受けて……。病院で過酷な治療をしながら『何かないかな』と調べていくうちに、アロマセラピーを知って興味を持ったっていうのがきっかけです」
最初は仕事にしようなんて考えていなかった、という岡山さんですが、シングルマザーになったのをきっかけに仕事にされました。
やっぱり健康に勝るものはないので、少しでも健康に役立てたいなという思いでリフレクソロジーの資格を取ってサロンを始めました。
イギリスのオイルってすごくたくさんあるけど、日本にはあまりないんですよね。
そうなんです。サロンを始めて10年ぐらい経った頃に、「国産のものがあってもいいんじゃないの」と思って地域資源の箕面の実生柚子を使うことになりました。
岡山さん「最初は地元の高校生と一緒にアロマの加工現場で実験的に始めました。そうしたら、障がい者の生徒さんが5人来ていて、彼らがとても元気になっていったんですよ。『これは障がい者の方たちの就労に繋げることもできるんじゃないかな』と思ってそちらの活動も始めました」
柚子の香りで癒しと血流改善♪
先週は「ゆず除菌クリーナー『B19』」という消毒スプレーをご紹介いただきましたよね。
今日は「ゆずレスキューローション」を持ってきました。
私は普段、介護施設にも訪問ケアに行っているんですけど、癒されながら少しでも血流が良くなってリハビリを楽しんでもらえるようになったらいいなと思って作ったのがこちらです。
(スプレーを吹きかけて)香りがいい!すぅーっとして気持ちいいですね。
頭にスプレーを振っておくと、血流が良くなって抜け毛も予防できるそうです。
Uちゃん「最後に、若い世代に向けて何かメッセージをお願いできますか?」
岡山さん「これから巣立っていく中で、日本にある世界に誇れる地域資源や先人の知恵、箕面の実生柚子のような足元にある魅力を知ってもらって、見直してもらえたら嬉しいなと思います」
商品について詳しくはホームページをご覧くださいね!
2週にわたり、有限会社re・make 代表取締役・岡山栄子さんにお越しいただきました。
ありがとうございました!