「それU.K.!! ミライbridge」 後半は、 大阪・難波にあるFM大阪の中に、日曜日のこの時間にだけ新たにオープンすることになった新コーナー「OSAKA NOW & FUTURE」。
毎月1回大阪府の職員の方をお招きして、大阪の今、そして未来についてお話を伺うコーナーです。
第12回目のゲストは、大阪府 福祉部 子ども室 家庭支援課相談支援グループ 主事・西岡実紗子さん。
お茶の間のアイドルU.K.さん(Uちゃん)と、エリーナ秘書がお届けします!
児童虐待対策やDV被害者支援に関わるお仕事
大阪府で働く西岡さんは、家庭支援課相談支援グループで児童虐待対策やDV被害者支援などに関するお仕事をされています。
その中でも、ご自身はどんな業務を担当されているのでしょうか?
私の担当業務は複数あるんですが、たとえば2021年11月だと「児童虐待防止推進月間」ですので、この時期を中心に取り組んでいる児童虐待防止オレンジリボンキャンペーンの準備を行っています。
西岡さん「一人でも多くの府民の方に、児童虐待防止のために何ができるか考えて行動する意識を高めてもらうために実施していまして、駅の各所にポスターを貼っていただいたり、色々と活動しております」
いろいろと啓蒙活動をされているんですね。
2020年はエキスポシティや天保山の観覧車、太陽の塔がオレンジ色にライトアップされたそうですが、そうやってみんなに知ってもらう仕事に関わるのは大変じゃないですか?
はい、大変です。広報啓発に協力いただける企業との連絡調整を行ったり、府内市町村が啓発を行うために必要な物品の貸し出しを行ったり、国や府内市町村の担当者との調整も行っています。
子どもと、子育てに悩む保護者を守る
子どもたちの未来のためにも、児童虐待防止をするために何ができるのか考えるのすごく大切やと思いますね。
もし自分の周りに児童虐待があった場合は、どうしたらいいですか?
児童相談所虐待対応ダイヤルっていうのがありまして、「189(いち早く)」にお電話してください。
Uちゃん「なかなか子どもたちって、自分が虐待を受けていても大好きな親だから隠したりするって聞いたことがあるんですよね」
西岡さん「虐待の早期発見には地域の皆さんに通告してもらうことがとても重要です。虐待かなと思ったら『間違いかも』とためらわないでお電話していただきたいなと思います」
Uちゃん「仮に間違っていたとしても、「間違いで良かった」と思いたいですもんね」
私思うんですけど、虐待ってね、「虐待する側に結構余裕がない」っていうのも問題かなって思ってまして。
私も3人の子どもを育てる母親として、そういったケアも必要なのかなって思ったりします。
子どもたちを守るのももちろん大事ですが、その親の心のケアをすることによって虐待が減るっていうのも事実だと思うんですよ。
「コロナ禍で生活が変わってお母さん自身に余裕がなくなってしまい、子どもとの関わりに悩んでいる方がいる」という話を耳にしたことがあるというエリーナ秘書。
こういった場合の子育て相談なども、「189」に電話して相談できるのでしょうか?
西岡さん「189は虐待の通告の窓口ですので、子育てに関するお悩みなどを相談されたい場合は、児童相談所相談専用ダイヤルの『0120-189-783』にお電話してくださいね」
子どもへの虐待や体罰は許されるものではありませんし、子どもへの体罰は法律で禁止されています。
体罰によらない子育てを推進するために、子育て中の保護者に対する支援も含めて、社会全体で取り組んでいきましょう。
本日は、大阪府 福祉部 子ども室 家庭支援課相談支援グループの西岡さんにお越しいただきました。
ありがとうございました!
子ども室家庭支援課|大阪府
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