「それU.K.!! ミライbridge」 後半は、 大阪・難波にあるFM大阪の中に、日曜日のこの時間にだけオープンするパートナーズカフェ。
介護・福祉・看護業界で活躍されている、普段はなかなか脚光を浴びない方々に、スポットライトをあてて主役にしていくコーナーです。
第111回目のゲストは、介護系TikToker・ガップリンさん。
今回はお茶の間のアイドルU.K.さん(Uちゃん)と、YouTuberユニット「介護あかるくらぶ」のきったんがお届けします!
介護士時代に出会ったおばあさんの話がバズった!?
ガップリンさんはTikTokのフォロワー数が約2万6千人いらっしゃって、僕が知る限りでは介護系のTikTokerでは最もフォロワー数が多い方なんです。
東大阪出身のガップリンさんは、元々はネジ工場で働いていたそうですが、ケガをきっかけに退職し、それから介護に出会って1年ほど介護職に就いていらっしゃったそうです。
そこからどういう経緯でTikTokerに?
最初は仲間内でネタ的な動画、すべらない話とかをアップしたりしていたぐらいでフォロワーもそこそこだったんです。
ある日、介護士をしている時に出会ったおばあさんのエピソードを小話みたいな感じでアップしたら結構バズりまして、そこから“介護”にジャンルを絞ってみたらいいんじゃないかなと思ったのが始まりですね。
そこからどんどんフォロワーが伸びていき、今ではSNSを中心に活動をされていらっしゃいます。
Uちゃん「SNS活動だけでお仕事になるんですね!」
ガップリンさん「本当に運が良かったと思います。今こういったお仕事をさせていただけるきっかけになった方々との出会いもありましたので」
実はユーモアに溢れている介護業界
そんなガップリンさんに、インフルエンサーとして「今後、介護業界にこうなってほしい!」といった思いがあるのか聞いてみました。
ガップリンさん「たくさんあるんですが、一番はやっぱり介護業界のイメージを変えたいですね。介護ってどちらかというとマイナスなイメージが強かったりとか、あとマイナスではないんですけど真面目で優しくて誠実みたいな、ちょっと堅いイメージがあったりするんです。でも実際に現場で働いている人はわかると思うんですけど、意外とユーモアに溢れている仕事ですし、イケイケな人ほど活躍できる。ノリが良くて人の懐に入れる能力って生かされるんですよ。本当はそういう人ほど介護業界にも来てほしいですし、そのあたりのイメージが一番変えたいところですね」
きったん「なんとなく介護ってネガティブなイメージを持っている人が多いと思うんですよ。それを明るくしたいっていう思いから、今僕がエリーナ秘書とまさZO20と一緒にやっているYouTubeユニットも“介護あかるくらぶ”と名付けたので、そこの思いには共感するものがありますね」
SNS型求人サイト「コモエス」のアンバサダーとして活躍
個人としてはインフルエンサーとして活躍して有名になりたいという夢を持ちつつも、介護のイメージを変えて、他の業界から介護業界に来てくれる人を増やしたいというガップリンさん。
ガップリンさん「介護って、よく誰にでもできる仕事って言われたりしがちなんですけど、僕はそれがすごく良いことだと思っていて、どんな人でも自分が働きたい場所を選べるのが介護やと思っているんです。自分のキャラに合った場所をミスマッチなく選べるので、どんな人でも介護業界で生かせるものはあります。ぜひたくさんの人を呼び込んでいきたいですね」
呼び込むっていうのでいうと、今コモエスっていうメディアのアンバサダーもされていると思うんですが、これはなんですか?
僕がインフルエンサーとして活動するきっかけになった方々ですね。
コモエスっていうメディアはいわゆる求人サイトなんですが、普通の求人サイトのように紹介文と写真が掲載されているものではなく、TikTokみたいに1分ぐらいの動画が載っていて、介護職の方の出勤の風景や休憩時間の様子などが見られるんです。
密着してるんだ!
ガップリンさん「そうなんです、いろんな施設の動画が見られるんです。プラス、そこに僕のTikTokの動画を上げたり、コモエスのTikTokやYouTubeに動画を上げたりもしています。その動画を見ていただくことによって、介護のミスマッチが減るんです。コモエスは、働く前に働けるっていうのがコンセプトなんです」
Uちゃん「ぜひとも皆さん、ガップリンさんのTikTokとコモエスを見てみてくださいね」
今週は、介護系TikToker・ガップリンさんにお越しいただきました。
貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました!
ガップリンさんのTikTok
コモエス(COMOes)
YouTuberユニット「介護あかるくらぶ」
株式会社エースタイルの社員3人が結成したYouTuberユニット。介護あかるくらぶ(明るく×Love)として、介護にまつわる情報を発信。