パーキンソン病に特化した専門施設を全国展開!株式会社サンウェルズ・越野さん

「それU.K.!! ミライbridge」 後半は、 大阪・難波にあるFM大阪の中に、日曜日のこの時間にだけオープンするパートナーズカフェ。
介護・福祉・看護業界で活躍されている、普段はなかなか脚光を浴びない方々に、スポットライトをあてて主役にしていくコーナーです。

第99回目のゲストは、株式会社サンウェルズ・越野さん。

今回はお茶の間のアイドルU.K.さん(Uちゃん)と、YouTuberユニット「介護あかるくらぶ」のきったんがお届けします!

全国初・パーキンソン病にスポットを当てた『PDハウス』

今回は、株式会社サンウェルズの越野さんにお越しいただきました。

きったん「サンウェルズさんは創業1999年で、2018年から全国初のパーキンソン病専門の施設『PDハウス』を作られたんです。全国展開されていて、2021年6月には大阪の岸辺、11月に門真にもオープンされました」

Uちゃん「パーキンソン病にスポットを当てたというのもすごいところだなと思いますが、今後はどのような場所に展開をされていくご予定なんですか?」

越野さん「2022年7月に東大阪、9月の八尾。来年の4月には大阪市、城東区、9月には東大阪2棟目となる施設の整備を予定しています。今後も年に1~2棟ペースで関西圏で計画しています」

パーキンソン病専門ですよね?そんなにオープンするんですか?

実はこのパーキンソン病の患者さんは全国に13万人いらっしゃるんです。まだまだ施設が必要なんですよ。

パーキンソン病を抱える有名人の方だと、みのもんたさん、高島忠夫さん、岡本太郎さん、モハメド・アリさんなどがいらっしゃるそうです。

全国の名医と連携してより良いケアを

Uちゃん「どういう病気なんですか?」

越野さん「神経難病というものでして、どんどん進行していき、今の薬では完治できない難しい病気です」

全国展開しているパーキンソン病専門の施設ということですけども、今までなかったということは、そちらの専門でやっていくっていうのは難しいということなんでしょうか?

そうですね、専門的な知識やいろいろなケアを求められますので。

越野さん「弊社が運営する『PDハウス』では、全国の神経内科のトップドクターと連携を行っておりまして、関西では北野病院の元副院長で現在は脳神経ホームクリニック院長の松本先生が率いる神経内科医師の専門チームと医療連携を行っています」

北野病院はパーキンソン病の患者数が関西一位で、全国で一位だった時もあるそうです。

Uちゃん「それだけ名医がいるってことですよね」

越野さん「全国におきましては、北海道では全国初の脳神経内科病院として運営しております医療法人北祐会 北海道脳神経内科病院さんであったり、現在日本一位の患者数を誇る順天堂大学病院の服部教授。九州は福岡大学病院の坪井教授といったトップドクター皆様と連携して共同研究をしながら施設作りを日々行っています」

手厚いリハビリ体制も完備

パーキンソン病に特化することにより、その施設でパーキンソン病に詳しいスタッフ達がどんどん育っていくという強みもあります。

きったん「パーキンソン病の方はリハビリのニーズが高い方も多いそうなんです」

進行してしまう病気なので転倒することを恐れて動かない方もいて、そのせいでさらに体が動かなくなってしまうことがよくあると聞くんですが、その点は『PDハウス』さんではどうですか?

『PDハウス』ではリハビリのスペシャリストも各施設に配置しております。
個別のリハビリや集団リハビリを1日に2~3回できるよう手厚いリハビリ体制を作らせていただいています。

現在、全国に12棟展開している『PDハウス』。
さらに関西を含む8棟新設、今期中に20棟の施設の整備を行う予定だとおっしゃいます。

越野さん「今後10年で、全国100棟を目指しています。患者様にとってより良いサービスができるように精進していきたいと思います」

株式会社サンウェルズの越野さんにお越しいただきました。
ありがとうございました!

サンウェルズ|パーキンソン病専門ホーム「PDハウス」

YouTuberユニット「介護あかるくらぶ」

株式会社エースタイルの社員3人が結成したYouTuberユニット。介護あかるくらぶ(明るく×Love)として、介護にまつわる情報を発信。