「それU.K.!! ミライbridge」 後半は、 大阪・難波にあるFM大阪の中に、日曜日のこの時間にだけオープンするパートナーズカフェ。
介護・福祉・看護業界で活躍されている、普段はなかなか脚光を浴びない方々に、スポットライトをあてて主役にしていくコーナーです。
第96回目のゲストは、フランスベッド株式会社 メディカル事業本部 副本部長兼メディカル西日本事業部長 執行役員の平田拓さん。
今回はお茶の間のアイドルU.K.さん(Uちゃん)と、YouTuberユニット「介護あかるくらぶ」のまさZO20がお届けします!
あることがきっかけで介護ベッドのレンタルサービスを開始
僕もフランスベッド、CMでもよく見ますし知ってますよ!歴史って長いんじゃないですか?
会社ができたのは1949年です。元々はバイクのサドルを作っていたんです。
平田さん「そこから、それだけでは成長がないということでベッドを作ることになって、日本で初めて三分割式ベッドっていうものを作りました。これが世間の評価を受けてよく売れました」
その時にヒットしたベッドの商品名が『フランスベッド』で、それを社名にされたそうなんです。
高級ベッドで有名なフランスベッドですが、最近では特に介護などで使う「療養ベッド」というものにとても力をいれていらっしゃいます。
実は始まりは1983年からで、日本で初めてベッドの療養サービスを始められたのがこちらの会社だったそうです。
きっかけは何だったのでしょうか?
平田さん「とある家具屋さんでベッドを買われた購入者の方のお母さんが三カ月でお亡くなりになられたことがあって、その時に『このベッドを引き取ってもらえないか』と言われたんです。それがきっかえで『じゃあ介護ベッドに関しては必要な期間だけ借りられるようなレンタルのサービスを始めてみてはどうか』ということになりました」
介護保険制度が始まった2000年代の約17年前、1983年から介護ベッドのレンタルサービスを開始することになったとおっしゃいます。
まさZO20「介護ベッドって結構重たいんですよ。組み立ても大変で、家から老人ホームに引っ越しして入居するぞってなった時も、家で介護ベッドを使ってらっしゃる方はそのベッドを移動させるだけで3万4万とお金がかかるんですよね」
そもそも一時的にしか使わないものなので、どちらかというと購入よりもレンタルの方が向いているものではあるんですよ。
ご高齢者と介護者にやさしい画期的なベッド
フランスベッドさんって本当にいろいろと幅広いベッドを作られているんですね。
フランスベッドの社長がアイディアマンでして、いろんな商品を作ってきておりますし、社員から出たアイディアも実際の商品に生かされています。
なかでも、ここ最近で一番ヒットしている商品が「フロアベッド」というものだそう。
平田さん「超低床、床上11cmのところから上がっていくというタイプのベッドです。昼はベッドとして介護しやすい高さに、夜はご高齢の方の使いやすい低さに調節して寝られるというもので、非常に高い評価を得ております」
最新の商品では「マルチポジションベッド」、通称「マルポジ」というベッドがあり、世界で初めてベッドから立ち上がりまでをサポートする革新的な機能を持ったベッドなんだそう。
こちらも介護保険のレンタルベッドとして提供されています。
まさZO20「ベッドが高すぎると落ちて怪我してしまう方がいらっしゃるんですけど、そういったリスクを解消できたり、寝た状態から立ち上がるまでをサポートできる製品であったりと、すごく画期的なものを開発されていますよね。本当に利用者さん目線での開発だなと感じますね」
お客様に喜ばれるサービスと商品開発のために
そんなフランスベッドで活躍される平田さんのお仕事におけるモットーややりがいは何なのでしょうか?
弊社社長の池田が「お客様に喜ばれるサービスや商品を提供しよう」と常々話しておりまして、これを日々どう具現化するかということを考えながら仕事をしています。
そういう真心があるからこそ良い商品が生まれるっていうことがわかりましたよね。
Uちゃん「ベッド選びって言うのは大事ですよね。ベッドの上で過ごす時間っていうのは本当に長いですから。ぜひとも皆さん、フランスベッド愛用してください!」
平田さん、お越しいただいてありがとうございました。
フランスベッド株式会社
在宅介護・医療|フランスベッド株式会社
YouTuberユニット「介護あかるくらぶ」
株式会社エースタイルの社員3人が結成したYouTuberユニット。介護あかるくらぶ(明るく×Love)として、介護にまつわる情報を発信。