「それU.K.!! ミライbridge」 後半は、 大阪・難波にあるFM大阪の中に、日曜日のこの時間にだけ新たにオープンすることになった新コーナー「OSAKA NOW & FUTURE」。
毎月1回大阪府の職員の方をお招きして、大阪の今、そして未来についてお話を伺うコーナーです。
第6回目のゲストは、大阪府 健康医療部保健医療室地域保健課・東千浩さん。
お茶の間のアイドルU.K.さん(Uちゃん)と、エリーナ秘書がお届けします!
誰でもなる可能性がある“ギャンブル等依存症”
大阪府の健康医療部保健医療室地域保健課には「疾病対策」「援護グループ」「難病認定グループ」「精神保健グループ」の4つのグループがあるそうです。
その中でも、自殺対策や依存症帯対策など精神保健医療に関する事業の企画・立案などを行っている精神保健グループで東さんは働かれています。
私はアルコール、薬物、ギャンブルなどの依存症対策に関する事業を担当しています。
依存症の問題って、たとえばどのようなものが挙げられるんですか?
大人の方であればギャンブルをした経験のある方もおられると思います。
ギャンブル等依存症の問題っていうのは、ギャンブルにのめり込むことによって日常生活や社会生活に支障が生じている状態のことを言います。
東さん「競馬や競輪なども、競馬場に行かなくてもネットで気軽に参加できるので、その気軽さから知らず知らずのうちにのめり込んでしまうこともあるかと思います。たとえばがギャンブルをするために借金を繰り返したりだとか、仕事や学校を休んだりだとか、嘘をついて周りの方との関係が悪化してもそれでもやめられないというような状態になってしまいます」
Uちゃん「ギャンブルもリフレッシュ程度にやるのはね、逆にストレス発散になって良い面もあると思うんですよ。でも、何でもやりすぎは良くないということですよね」
ギャンブル依存症になると、“やめたい”と思ってもやめられない状態になってしまう危険がある、と東さんはおっしゃいます。
依存症は治せる病気。悩まずにまずは相談を
2021年5月14日から20日まで、ギャンブル等依存症問題啓発週間があったそうなのですが、具体的にはどのような啓発活動なのでしょうか?
大阪府と大阪市、堺市が共同して啓発のミニ動画を作成しています。
ギャンブル等依存症は、本人の意思や性格は関係なく、誰でもなる可能性がある病気だということなど、皆さんに依存症について正しく知ってもらうことを目的としています。
そして、ギャンブル等依存症は治すことができる病気だとおっしゃいます。
東さん「ギャンブル等依存症は、相談機関や医療機関、民間の支援団体、そして同じ悩みを持つ自助グループなどに繋がることで回復をしていくことが可能な病気です。あなた自身や周りの方がもしギャンブル等依存症の問題で悩んでいる場合は、一人で悩まず相談してみてください」
相談は本人ではなく、ご家族だけでも相談することができるそうです。
相談窓口に関する詳しい情報は、大阪府のホームページ「こころのオアシス」に掲載されていますので、以下のリンクからご覧ください。
東さん、ありがとうございました!
大阪府|こころのオアシス(大阪府こころの健康総合センター)
YouTuberユニット「介護あかるくらぶ」
株式会社エースタイルの社員3人が結成したYouTuberユニット。介護あかるくらぶ(明るく×Love)として、介護にまつわる情報を発信。