日本とアジアの人材を繋ぐ架け橋に。ユニバーサル協同組合 副理事長・弓場美幸さん

「それU.K.!! ミライbridge」 後半は、 大阪・難波にあるFM大阪の中に、日曜日のこの時間にだけオープンするパートナーズカフェ。
介護・福祉・看護業界で活躍されている、普段はなかなか脚光を浴びない方々に、スポットライトをあてて主役にしていくコーナーです。

第49回目のゲストは、ユニバーサル協同組合 副理事長・弓場美幸(ゆみばよしゆき)さん。

今回はお茶の間のアイドルU.K.さん(Uちゃん)と、YouTuberユニット「介護あかるくらぶ」のまさZO20がお届けします!

アジアの技能実習生と企業をマッチング

ユニバーサル協同組合で「海外の人材と日本企業のマッチング」をされていらっしゃる弓場さん。
日本に来てもらっているのは、主にアジアからの外国人技能実習生です。

技能実習生とは何なのですか?

(技能実習制度の対象職種は)約180職種あるんですが、アジアから実習生をお連れして日本でそのお仕事をしてもらっています。

製造業や食品加工会社、もちろん介護もその中に含まれていて、介護業界の人材不足を解決するための一つの手段にもなっているんですよね。

アジアでも今一番多いのはベトナムからの技能実習生。
親日国であるというところや顔つきが日本人とよく似ているという点もあり、ベトナムからの方をお願いします」と依頼される企業も多いそうです。
実習生は、非常にまじめな方が多いと弓場さんはおっしゃいます。

「発展途上国との架け橋になりたい」

実は弓場さんは特別養護老人ホームの施設長もされていて、介護業界でも顔の広い方なのです。

どうして弓場さんは海外へ目を向けられたんですか?

今、介護業界は求人を出してもなかなか人が集まらず、すごく人材不足です。
自社のグループ全体で介護施設が35あるんですが、そちらの人材確保というところで海外人材を考えました。

そこからどんどん事業を拡げてこられました。
このお仕事のやりがいは何なのでしょうか?

弓場さん「海外の人材を日本に入れていくということで、はじめは皆さん“人材不足”という観点しかないのでただ穴埋めをされて……ということになるのですが、実際に海外と日本を行き来していく中で、発展途上国がどんどん発展していけるようなお手伝いをして、架け橋となる存在になれればいいなと思っています」

趣味は映画出演 ! ? 多岐に渡り活躍中

お仕事のほかにも、なんと趣味でエキストラとして映画にも出られていらっしゃるのだそう!
最近は『認知症~愛の奇跡~』という認知症をテーマにしたドキュメンタリー映画に出演されたそうですよ。

いろいろ幅広くご活躍されてるんですね!

施設長というポジションももちろんですが、介護業界でも顔が広い方で、交流会に行くと弓場さんの周りに人だかりができているくらいなんです。

わかるわかる。人柄の良さが笑顔で伝わりますもんね。

様々な団体にも所属されている弓場さんですが、先日、NPO法人夢プラン研究会の中で「アジア交流友好ビジネスの架け橋」という会を発足されたそうです。

これからもっとアジアの方々と交流を深めて文化を学んで、そこでまたビジネス発展のお役に立てたらなぁという思いで作りました。

これからもアジアの方々と日本を繋いで、交流の輪を広げていっていただけるよう応援しています。

ありがとうございました!

ユニバーサル協同組合

外国人技能実習生の受け入れのサポート、外国人技能実習生の研修、共同購入、組合員相互の技術・情報共有 ほか

YouTuberユニット「介護あかるくらぶ」

株式会社エースタイルの社員3人が結成したYouTuberユニット。介護あかるくらぶ(明るく×Love)として、介護にまつわる情報を発信。