子育て世代の親子がくつろげる「子どもLOBBY」に注目！門真市こども部こども政策課副参事・小西紀至さん

「それU.K.!! ミライbridge」後半は、大阪・難波にあるFM大阪の中に、日曜日のこの時間にだけオープンするパートナーズカフェ。
介護・福祉・看護業界で活躍されている、普段はなかなか脚光を浴びない方々に、スポットライトをあてて主役にしていくコーナーです。

第82回目のゲストは、門真市こども部こども政策課副参事・小西紀至さん。

今回はお茶の間のアイドルU.K.さん(Uちゃん)と、YouTuberユニット「介護あかるくらぶ」のまさZO20がお届けします！

まさZO20「今門真市で、子どもを真ん中に置いた政策推進に力を入れておられるんですけども、『子どもLOBBY（ロビー）』っていう門真市独自のものがあるんですよね」

子どもたちが気軽に集まれるスペースとして、公民連携という手法で企業と協力して作られたそうですが、「子どもLOBBY」とは一体どんな場所なのでしょうか？

門真の駅前にあるイズミヤ3階に場所を提供してもらって、IKEAさんに家具の寄附とデザインをしていただきました。かなりオシャレで市役所っぽくないスペースです。
子ども、保護者の皆さんにくつろいでもらえるようになっています。

こういった場所を作って、どのようにまわしていきたいと思っているんですか？

子どもの可能性を伸ばしていきたいなと思っています。

小西さん「IQと呼ばれるのが学力なんですが、それに対するEQ（非認知能力）はコミュニケーション能力であったり、創造性であったりするんですが、それを土台にして学力を伸ばしていける場にしていきたいですね」

平日だとだいたい15時から17時くらいに小学生の子がやってきて、放課後の時間帯に過ごせる場所になっているそうです。

まさZO20「僕が見学させてもらった時は、釣りで使うルアーを木で作ってらっしゃいました」

Uちゃん「めちゃめちゃ良いじゃないですか！うちの子どもも連れていきたいです」

どういう子どもたちが集まっていますか？

家に帰ってもお父さんお母さんが仕事をしているという子が友達と遊ぼうとなった時、遊ぶ場所が最近は少ないんですよね。
そこで「子どもLOBBY」に集まって遊ぼう、という子たちが多いような気がしますね。

元々は総務課で土地の管理をするという全く違う業務をされていた小西さんですが、この「子どもLOBBY」の取り組みは小西さんの発信から始まったものだそうです。

小西さん「今の部署では子どもの貧困対策を専門にやっているんですが、SDGsの関係もあって企業の皆様が子どものために何かしたい、というお声をたくさんいただいたんです。それで企業と連携して場所を作っていきました」

子どもLOBBYの週末イベントで「キャリア教育イベント」っていうのが開催されているんですよ。
たとえば有名な格闘家の方とか、いろんな方が来られるんですよね？

格闘家の皇治選手に来ていただいたり、京都の和菓子屋さんに来てもらって和菓子作り体験したりしています。

まさZO20「皆さん住環境を考える時に子育てのことを中心に置かれると思うんですけども、こういった市独自の取り組みがあると『門真に住んでみよう』と思う方が増えるんじゃないかなって思うんです」

とはいえ、まだまだ取り組みを知ってもらえていない部分があるため、インスタグラムなどSNSを通じた広報活動にも力を入れてらっしゃるとのことです。

現在、「キャリア教育イベント」に関わって登録してくれている企業も32社あるそうで、これからもどんどん広がっていくと良いですね。

こうやって今、行政と街全体で子育てを盛り上げていこうっていう試みをされていますが、なかなかできているところばかりではないんですよね。
それを始めている門真市っていうのは一つの大きなモデルになると思いますので、引き続き頑張っていただきたいと思います。

ホームページを見ていただいて、ぜひご興味のある企業さんは「門真市こども部こども政策課」までご連絡していただけたらと思います。

YouTuberユニット「介護あかるくらぶ」

株式会社エースタイルの社員3人が結成したYouTuberユニット。介護あかるくらぶ（明るく×Love）として、介護にまつわる情報を発信。