U.K.こと楠雄二朗さん(Uちゃん)と、株式会社エースタイルの谷本吉紹社長(谷さん)がDJを務めるラジオ番組「それU.K.ミライbridge」
前半は、関西で活躍しているビジネスマン、アスリート、有名人をピックアップし、その方のイマまでの歩み、そして、ミライについてお話を伺うミライ・リーダーのコーナー。
第12回目の今回は、カトープレジャーグループ KPG Wellness West 取締役社長 兼 COO 松下大輔さんをゲストにお招きしています!
松下さんのお仕事とイマまで
松下さんは総合的なレジャー事業の開発と運営をしています。具体的にはホテル、旅館、グランピング、リゾート、レストラン、バーベキュー、リバークルーズ、イルミネーションなど、さまざまな事業を行っています。
レストラン事業の「麺匠の心つくし つるとんたん」は、大阪でお馴染みの方が多いのではないでしょうか!
今でこそ取締役をしている松下さん。
しかし始まりはなんと「つるとんたん」のアルバイトからでした。そこから正社員に登用され、新事業の開発や人材開発なども担当し、グループ全体の人事部長を経て、2017年9月に現職となられました。
15年間で取締役まで上がられたんですよ!
叩き上げ中の叩き上げ!ほんまにシンデレラボーイですね!
松下さんが心がけてきたこと
アルバイトから取締役に、偉くなる秘訣とはなんでしょう?
一生懸命、任された仕事をこつこつとすることでしょうか。ありきたりですけど。
その中でも、松下さんは「楽しむ」ことを大切にされています。
株式会社エースタイルで社長を務める谷さんも楽しむことを大切にしていると言います。
谷さん「社員にも楽ではなく楽しくしようと言っています。漢字は同じなんですけど、このモチベーションが結果に繋がるんじゃないかと思います」
人を教育する上でなにを1番大事にしていますか?
1番は「縁」です!
そう仰った松下さん。実は松下さんがカトープレジャーグループを知ったのは、お父さまからのご縁がきっかけでした。
インテリアデザイナーをされていた松下さんのお父さま。その仕事を通じてお父さまは現グループ代表の加藤友康さんと出会い、長男だった松下さんは学生時代から加藤代表のお世話になっていたといいます。
谷さん「お父さまがきっかけでいただいたご縁がずっと継続している、それもすごいですよね」
自分流の中で1番大事にしている教訓ってありますか?
やはりお客様の喜びを創ることですね。
——1つのことに専念するのではなくて、色々な事業を展開することってめちゃくちゃ難しいと思うんですよね。
Uちゃんの疑問に松下さんは「そうですね。ただ、我々は一貫してお客さまの目線に立ち、例えば自分自身や友人・家族がお客さまの立場だとするとどんなことが楽しいのか、思い出に残るのか、それをずっと考えて仕事をしています」と回答してくださりました。
自分や友人・家族ならどんなことが楽しいか、思い出に残るか——そこを追求しているからこそ、事業が増えても軸がブレずにお仕事を続けられるのかもしれませんね。
Uちゃんと松下さん、意外すぎる接点とは!?
2005年に神戸市北区に開業したすずらんの湯。これもまた新たな試みでした。
「一般のお客様がどう感じられるのか、トレンドがなんなのか、市場がどう動いていて、何を求められているのか——我々が業態開発をする上でそれを知ること、マーケティングが大切だ」ということを加藤代表から教わったという松下さん。
2年間でスーパー銭湯の業態を作るということで、なんと70軒の銭湯を実際に見に行かれたそうです。
すずらんの湯が開業したとき、特集したムック本ってわかります?
はい!
当時取材に行ったの僕なんです。開業前に社内の人間以外で初風呂に入ったの僕です!
え~~~!!ありがとうございます!
松下さんとUちゃん、意外な接点がわかった一幕でした!
イマ、イチ押しの事業
松下さんがイマ、大阪で1番力を入れているのが「KPG RIVER CRUISE」というレストランクルーズの事業です。
和食を召し上がっていただく屋形船4隻と、バーベキューを楽しめる船が1隻、そしてイタリアンを堪能できる船が2隻あります。
なんでも、9名様以上ならコース料理にフリードリンク付きで2時間6000円のコースもあるんだとか!
2025年の万博に向けて大阪といえば船!と言っていただけるように頑張って参りたいと思います。