U.K.こと楠雄二朗さん(Uちゃん)と、株式会社エースタイルの谷本吉紹社長(谷さん)がDJを務めるラジオ番組「それU.K.ミライbridge」
前半は、関西で活躍しているビジネスマン、アスリート、有名人をピックアップし、その方のイマまでの歩み、そして、ミライについてお話を伺うミライ・リーダーのコーナー。
第34回目の今回は、株式会社ウィズオノウェア 代表取締役・尾上尚史さんをゲストにお招きしています!
たった3人の会社設立から、14社を経営する社長へ
突然ですが、「ウィズオノウェア」の会社名の由来って?
「オノウエと一緒にソフトウェアを開発しようぜ!」っていう。
恥ずかしいんですが……(笑)
尾上さん「ウィズオノウェアは、システムを作っている会社なんです。たとえばスマホや家電製品に入っているシステムとか、会社で使うようなシステムであったり。ITというところであれば、依頼があればほぼ何でも作れます」
人手不足の介護業界も、たとえば介護ロボットだったり、これからはAIをいかに効率よく導入していくかという課題があるので、今後また社長に知恵をお借りできれば、と思っています。
元々は尾上さん含めた3人で「ブラック企業といわれる環境が当たり前になっていたIT業界を変えたい!」という思いで、2004年に会社が設立されました。
3人のうち一人は、当時人気を博していた懐かしのスーパーファミコン「熱血硬派くにおくん」を作っていた方だったそう。
それから事業がどんどん拡大していき、関連会社を含め、今では14社も会社を持たれているんです!
ひょんな繋がりから、奈良の王寺でコミュニティ放送「FMハイホー」までやられているのだとか。
尾上さん「放送局をやるのは初めてでしたが、会社の経営という意味合いでは大きな違いはなく今までやってきたことにリンクする部分があるので、積極的に推進させていただいています」
ウィズオノウェア×男子プロバレーボールチーム!!
さまざまな事業を展開されている尾上さんですが、今チカラを入れている活動があるそうです。
一体何なのでしょうか?
これが今のメインになっているというと困るのですが(笑)
一番時間がかかっているのが、奈良の男子プロバレーボールチームでして。
エースタイルの谷さんも、公式の女子野球のチームを持たれているので、一緒じゃないですか!
お二人にお聞きしたいんですが、実業団体を持って、大変なこと、やってきて良かったことって何ですか?
谷さん「うちは一応プロとしてひとつの会社でやっているので、やっぱり収支があるんですよね。となると、スポンサー集めが一番大事になってくるんです。うちは介護業界で女子野球チームを持つっていうのが初めてだったので、スポンサーの方はすぐに集まったんですよ。ただ、選手の身内から始まり、そこから派生してどんどんファンを増やしていくというのはなかなか難しいですね……」
対して、大変なことは特にないなぁ~とおっしゃる尾上さん。
尾上さん「逆にやってきて良かったこととして、私は学生時代の自身のバレーボールの経験ですね。団体競技をすることで、チームワークや団体でのマネジメントのようなものが学べたように思います。といっても、会社のバレーボールチームの指導などは、もちろんプロの監督やコーチにお任せしていますが(笑)」
逆境エピソードをバネに、新たな夢を描き続ける
人生で一番の失敗って、何ですか?
2004年の創業当時から順調だったんですけど、リーマンショックで世の中の企業と同じようにうちもダメになって。
そのタイミングで、幹部だった社員が会社の1/3ぐらいの従業員を連れて辞めちゃったんです……。
これ、めちゃくちゃ大変なことじゃないですか!
でも、このあと立て直して、そこから3年間誰一人として社員が辞めなかったんですって。一致団結するできごとになったそうで。
次に切り替えていこう!っていう、社長の手腕ですよね。
今思えば、その時のできごとがあったからこそ、現在は会社としてしっかりと従業員を養っていけるまでになり、すべては必然的にあった逆境だったのではないかと感じているそうです。
最後に、そんな尾上さんの今後の夢をお伺いしました!
2020年の目標というか計画しては、ちょっとすごい方々と会社を作ることになりそうなんですよ。
U.K.「ちょっと待ってくださいー!リチャードギアですか?ハリソンフォード?ジョージルーカス?(笑)」
今の段階ではまだ詳細はオープンにできないとのことですが、大手会社の元社長さんや投資家の方々と新しい会社設立を計画されていると教えてくれました。
どこまでも留まることなく成長を遂げ、どんどん事業を拡大されている尾上さんの活動に、これからも目が離せませんね。
株式会社ウィズオノウェア
ソフトウェア開発、 ネットワーク管理システム開発・保守及びコンサルティング ほか