U.K.こと楠雄二朗さん(Uちゃん)と、株式会社エースタイルの谷本吉紹社長(谷さん)がDJを務めるラジオ番組「それU.K.!! ミライbridge」。

前半は、関西で活躍しているビジネスマン、アスリート、有名人をピックアップし、その方のイマまでの歩み、そして、ミライについてお話を伺うミライ・リーダーのコーナー。

第183回も、「カレーサンド屋 -だらだらするだら？」代表 陣内巧さん・料理長 寺山紘大さんをお招きしています！

SNSでのアプローチをきっかけに始まったプロジェクト

「カレーサンド屋 -だらだらするだら？」を運営するのは、大阪大学法学部国際公共政策学科の陣内さんと、立命館大学政策科学部政策科学科の寺山さん。

谷さん「お二人は高学歴で、飲食事業をしたいということで今頑張って活動している大学4年生なんですよね」

Uちゃん「お二人は学生時代に経験しておいて良かったなと思うことなどありますか？」

陣内さん「自分がおもしろいと思った人には、1人でも多くの人と会うようにしていたので、それは経験してすごく良かったなと思います。飲み屋さんでたまたま会った人もいれば、Facebookで見つけた人に会いに行ったりもしていたので、すべてが糧になりました」

寺山さん「僕は、やりたいと思ったことにシンプルにチャレンジしてこられたことが良かったなと思います」

谷さん「お二人が先週お話してくださったように、コロナ禍であったからこそ飲食店にチャレンジした、っていう話を聞いて『こんな息子がほしいな』と思いましたね」

ピンチをチャンスに変えてまっすぐに歩み続ける

そんなお二人にとって、今まで起きた出来事でピンチだったことを聞いてみました。

陣内さん「2022年2月に間借りが一度終わりまして、そこから半年ぐらい空白の時間があったんです。元々3人でやっていたんですけど、その期間に1人がいなくなってしまいまして。その子がSNSまわりやパッケージデザインの担当をしてくれていたんですけど、その役割がひとつ欠けてしまったのでこれからどうやっていこうかと考えています」

Uちゃん「陣内さんもSNSを勉強して、その担当も担えるようになれたらいいですね」

寺山さん「僕は、カレーサンド屋さんでもいろいろありましたけど、それよりもコロナの影響で今までできていた当たり前のことができなくなったのが自分にとって大きかったです」

Uちゃん「お二人にとっての原動力って何ですか？」

陣内さん「おもしろいことをやりたいっていう思いに素直にまっすぐに動いている、同世代の起業家の存在が大きいですね。刺激を受けています」

寺山さん「サバカレーサンドを食べてもらった時のお客さんの言葉とか表情もありますし、自分の中で今までにないものを思いついたり、発見した時の喜びとかが原動力になっています」

Uちゃん「真の料理人ですね！」

若者が入ることで街を盛り上げたい

最後に、今後取り組んでいきたいことをお聞きしました。

陣内さん「取り組みたいこと、めっちゃあります！街を若者でおもしろくしていきたいんです。僕たちが活動している地域には若者が少ないっていう課題があるんですが、そこに僕たち大学生が入っていって、商店街のシャッターを全部を開けて街を復活させて盛り上げていきたいと思っています」

谷さん「Uちゃん、韓国ドラマの梨泰院クラス（イテウォンクラス）って観てましたか？そのドラマで出てくるお店って場所が悪いところにあるんですけど、若者の流れができることによって他のお店も盛り上がっていって、ひとつの街が開いていくみたいな話なんです。今お二人は、そういうことを大阪でやってくれようとしているので社会貢献にもなっているんですよ」

Uちゃん「そうなんだ！それはすごく良い活動ですね」

寺山さん「僕は飲食業界の入り口を広げていきたいなと思っています。僕ら自身も学生のあいだに飲食を経験できたことでいろいろな学びがありましたし、視野も広がったので、飲食を経験したから飲食だけでずっとやっていくっていうのではなく、逆にそこからいろんな選択肢も増えると思うんです。今後は、若者たちに対しても間借りでいろんな営業経験ができるような場所とか環境を作っていけたらなと思っています」

まずは店舗をオープンした「カレーサンド屋 -だらだらするだら？」を軌道に乗せていきたいというお二人。

皆さんもぜひ、サバカレーサンドを食べに行ってみてくださいね！

陣内さんと寺山さん、2週にわたりお越しいただいてありがとうございました。