介護する側もされる側も嬉しい!アイディア商品を次々生み出す。株式会社笑和 佐藤さん・久保さん

「それU.K.!! ミライbridge」 後半は、 大阪・難波にあるFM大阪の中に、日曜日のこの時間にだけオープンするパートナーズカフェ。
介護・福祉・看護業界で活躍されている、普段はなかなか脚光を浴びない方々に、スポットライトをあてて主役にしていくコーナーです。

第86回目のゲストは、 株式会社笑和 佐藤さん・久保さん。

今回はお茶の間のアイドルU.K.さん(Uちゃん)と、YouTuberユニット「介護あかるくらぶ」のきったんがお届けします!

防水シートの交換が楽々できるアイディア商品

旭区でお泊り付きのデイサービスやリハビリデイサービス、老人ホームを運営されている「笑和(しょうわ)」さんからヘルパーさんとケアマネさんにお越しいただきました。

介護の現場が喜ぶ楽々アイテムを次々に生み出しているそうです。

今までどんなアイテムを作り出してきたんですか?

笑和の『RAKUDAシリーズ』と申しまして、介護する方もされる方も楽になるように、楽々と介護をして負担にならないようにしたいという思いから開発しました。(佐藤さん)

車イス用のレインスーツや車イスのタイヤカバー、防水シーツなど様々な商品を開発されています。

Uちゃん「“気配り機能満載”って書いてあるけど、この『RAKUワンタッチ防水シーツ』って何ですか?」

中村「防水シーツは尿や便で汚れる部分なので、できればしょっちゅう交換をしてあげたい部分なんですが、通常介護ベッドっていうのは壁沿いに隙間なく設置されていることが多くて、これらを交換する際に、手前の部分からしか作業ができないんです」

通常、ベッドの防水シートを交換する場合、不自然な体制で腰や肩にかなり負担がかかってしまうそうです。

『RAKUワンタッチ防水シーツ』 は、いかに楽して簡単に、そして綺麗に交換できるかを考えて作られています。

普通の防水シーツと何が違うんですか?

シーツの端にプレートが2枚入っているだけなんですけども、たったこれだけで本当に簡単に交換できるようになっているんです。
通常なら重いマットレスを持ち上げながら順番にシーツを押し込んでセットしていくわけなんですけど、ヘルパーさんによって技術にムラで出てまいりまして……。(中村さん)

人それぞれ力加減が違いますからね。

中村さん「それがね、このプレートが2枚入るだけで、マットレスを持ち上げた瞬間にプレートを中に敷き込むだけで、簡単に交換ができるんですよ」

Uちゃん「すごいアイディアですね!」

膨大なアイディアから生まれた数々のヒット商品!

先日、笑和さんのデイサービスに見学に行かせてもらったきったん。

見に行かせてもらったら、アイディアボックスみたいなものに絵日記みたいなイラストと説明が書かれた紙がたくさんあったんですよ。ドラえもんの秘密道具を叶えるようなものが200枚ぐらいあって。
それ見てるだけでワクワクしてくるんです!

こちらの『RAKUワンタッチ防水シーツ』 もそのアイディアから生まれたヒット商品の一つなのだそうです。

きったん「一般的な防水シーツって結構ズレるみたいなんですよ。せっかくの防水なのに……」

佐藤さん「はい、役に立たないっていう場合があるんですね。失敗が多い方とかは全面じゃなくてハーフタイプのものを敷き込む方が多いんですが、動きが激しい方とかはせっかく敷いていてもシーツが剥がれてしまってマットレスが濡れているっていうことがよくあるんです。

当社のものもハーフタイプでちょうどお尻の部分にあたるようになってるんですけど、そういった漏れがかなり防げるようになっています。

商品はすべて笑和のホームページから購入できます。

佐藤さん「あとは、ケアマネージャーさんや福祉用具の相談員さんに相談していただければ購入いただけます。基本的にレンタル業者さんはすべての商品の取り扱いがありますので、そこにお問い合わせいただければ当社の方に連絡が来るようになっています」

現場の方が、現場目線で考えているっていうのが素敵ですよね。
皆さん、ぜひとも詳しい情報はホームページ『笑和』の『RAKUDAシリーズ』をチェックしてくださいね!

株式会社 笑和

YouTuberユニット「介護あかるくらぶ」

株式会社エースタイルの社員3人が結成したYouTuberユニット。介護あかるくらぶ(明るく×Love)として、介護にまつわる情報を発信。