U.K.こと楠雄二朗さん(Uちゃん)と、株式会社エースタイルの谷本吉紹社長(谷さん)がDJを務めるラジオ番組「それU.K.ミライbridge」
前半は、関西で活躍しているビジネスマン、アスリート、有名人をピックアップし、その方のイマまでの歩み、そして、ミライについてお話を伺うミライ・リーダーのコーナー。
第39回目の今回も、ジェイエフエフシステムズ株式会社 代表取締役・野村武さんをゲストにお招きしています!
フランチャイズに加盟するお店決めのポイントとは?
元新聞社勤務から飲食業に転身され、居酒屋チェーン店「鳥貴族」などの飲食店50店舗以上のほか、ホテルや民泊、ビル管理などを運営される敏腕社長の野村さん。
先週は飲食業に飛び込もうと思ったきっかけ、試行錯誤を繰り返してきた駆け出しの頃のお話をお伺いしました。
そんな社長がずっと大切にされている思いがあるそうです。
ご縁を一番大切にしています。
すべてがご縁から始まっているものだと思うし、失敗も含めてそのからのスタートである、といつも思ってやってきましたね。
「数あるお店のなかで、フランチャイズに加盟するお店をどうやって決めているのか」とU.K.さんが伺うと、毎回お店の各社長と直接お話して、その熱い想いに共感して決めていると教えてくださいました。
一つひとつのご縁を大切にされている社長の人柄が伺えるエピソードですね。
「なにより従業員を大切にしたい」
社長が好きになる人って、どんな人ですか?
目標を持って、しっかりと達成している人です。
尊敬する社長さんたちは、皆さん現場から上がってこられた方ばかりなので、従業員のこともとても大切にされていて、素敵だなと思います。
野村さんご自身も、従業員の方たちには「職場でもプライベートでも100%を出して輝いてもらえるように」と、より良い環境づくりを心掛けておられるそうです。
若い人たちの未来をしっかりと見据えて尽力される野村さん。
現在、55歳時点での目標は「倒れて死ぬまで、少しでも働きやすい会社になるよう努力する」ことだそう!
ご自身は、昼夜問わず働き詰めで頑張ることが当たり前であった時代を駆け抜けてこられたにも関わらず「その時代に合った働き方が大切だ」とし、従業員とコミュニケーションを図りながら柔軟に経営してこられました。
そんな野村さん、一体どんな学生時代を送られてきたんでしょうか?
高校時代は一人でアパートに住んでましてね、朝晩は新聞配達をしながら、夜は居酒屋でアルバイトの日々でした。
居酒屋ではまかないが食べられるし、当時から新聞と飲食の両方をやっていたんです。
それが今に活きているんですね!
アルバイト経験ってやっぱり大事ですよね。
谷さんが感銘を受けた、野村社長の座右の銘
ご家族も大切にされながら、従業員と世間話や苦労話をしながらお酒飲むことが日々の楽しみだとおっしゃる野村さん。
最後に座右の銘をお聞きしてみました。
色即是空(しきそくぜくう)です。
般若心経ですね。どういう意味ですか?
野村さん「空っていうのは何もないっていう意味ですね。野村っていうものは何にもない。周りに友人や従業員がいて初めて野村が成り立つんですよ、っていうことを若い時に先輩から伺って。一人だけ偉くても、従業員さんがいなくてはどうにもできないし、自分だけでは何もできないんだよ、ということ常に自分に心に置いています」
色即是空=しき、すなわち、これ、くうなり。
これって、自分自身は何もないけど、でもご縁によって今の環境もありえているんだっていう。
ご縁を大切にされている社長のお人柄がすごく出ていて、本当にすばらしい経営者さんですよね。
常にあたたかいオーラをまといながらお話をしてくださる野村さん。
「一番はやっぱり今の礎を築かせていただいた鳥貴族の出店に力を入れて恩返ししたい」ともおっしゃっていました。
そんな社長だからこそ、たくさんの従業員がついてきてここまで大きく事業発展を遂げられたのかもしれませんね。
“若い人の未来を応援したい”との思いで発足した男子社会人硬式野球チーム「ジェイエフエフシステムズ硬式野球部」も全国クラブ選手権大会に向けて邁進中!
ぜひこちらも応援よろしくお願いします。
2週にわたり、貴重なお話をお聞かせいただいてありがとうございました。
ジェイエフエフシステムズ株式会社
飲食事業。鳥貴族(FC)、マラサダドーナツ(FC)、サバ6製麺所 (FC)、下品なぐらいダシのうまいラーメン屋 (FC)、 鯛めしや はなび (直営) ほか