さまざまな事情を抱える人たちの暮らしと自立をサポート。社会福祉法人 大阪自彊館 理事長・川端均さん

「それU.K.!! ミライbridge」 後半は、 大阪・難波にあるFM大阪の中に、日曜日のこの時間にだけオープンするパートナーズカフェ。
介護・福祉・看護業界で活躍されている、普段はなかなか脚光を浴びない方々に、スポットライトをあてて主役にしていくコーナーです。

第60回目のゲストは、社会福祉法人 大阪自彊館 理事長・川端均さん。

今回はお茶の間のアイドルU.K.さん(Uちゃん)と、YouTuberユニット「介護あかるくらぶ」のきったんがお届けします!

100年以上続く法人で支援事業に励む

救護・生活困窮者、高齢者や障がい者の方などを支援している社会福祉法人 大阪自彊館の5代目の理事長をされてらっしゃる川端さん。

大阪自彊館は、明治45年に創業してから現在まで100年以上も続いています。

どうしてこのお仕事をしようとおもわれたんですか?

元々いろんな仕事をしていて、一時期10年ほど学習塾で働いていたんです。
ある時学長としてタイへ行く機会があったんですけど、結局そのまま学習塾を人に預けてタイに居続けるという……。

そしてタイにいる時に、大阪自彊館の先々代の理事長さんから「大阪自彊館」へ入らないかとのお誘いを受けたのだそう。

タイでボランティア活動などをしていた川端さんのことを知り、ぜひにとスカウトされたんですね。

救護した後の社会復帰と自立支援まで行う

今後の目標はありますか?

救護施設っていうのは措置の世界といいいましてね、いまだに税金で動いている施設なんですが、結局救護施設が最後のセーフティラインなので、その後の行き場がないんです。

川端さん「いろんな疾病を抱えておられる方がいらっしゃるので、そういう人たちにどうやって社会に復帰してもらうかという、自立支援を常に考えながらやっているんです」

一度助けが必要になってしまった方がまた自立できるように、救護施設だけじゃなくて、障がい者施設や高齢者施設とか本当にいろんな施設があるんですよね。
滋賀県には、“障がいを持つ方の町を作ろう”っていう取り組みもなされてるんですよね?

障害の方はなかなか自立って言うのが難しいんですが、就労移行支援の作業所に通ってただビルを作ってこもるっていうのより、もっと地域として普通のお家みたいに生活しつつ就労支援もしながら一つの町づくりをしていこう、っていうものですね。

Uちゃん「夢は大きく、少しでも困った方を救うために、社会福祉法人 大阪自彊館があるということがよくわかりました。本日はありがとうございました!」

社会福祉法人 大阪自彊館

YouTuberユニット「介護あかるくらぶ」

株式会社エースタイルの社員3人が結成したYouTuberユニット。介護あかるくらぶ(明るく×Love)として、介護にまつわる情報を発信。