薬局業界と従業員の未来を守る!株式会社アビメディカル 代表取締役社長・保田佑馬さんのミライ

U.K.こと楠雄二朗さん(Uちゃん)と、株式会社エースタイルの谷本吉紹社長(谷さん)がDJを務めるラジオ番組「それU.K.ミライbridge」

関西で活躍しているビジネスマン、アスリート、有名人をピックアップし、その方のイマまでの歩み、そして、ミライについてお話を伺うミライ・リーダーのコーナー。

第51回目の今回も、株式会社アビメディカル 代表取締役社長・保田佑馬さんをゲストにお招きしています!

老人ホームへ薬剤師が訪問サービス⁉

エースタイル本社のテナントに入っているのぞみ薬局をはじめ、関西を中心に47店舗の調剤薬局を運営するアビメディカル。
保田さんは、その若き社長として活躍されています。

老人ホームって、病院の先生が訪問診療という形で部屋まで来てくれるんですよ。そこで処方箋を出してくれるんですけど、薬局まで薬を取りに行くのが難しいことが多いんですよね。
そこでアビメディカルの薬局さんに来ていただいて、薬を持ってきて処方してもらっているんです!

薬局店舗としての運営はもちろん、老人ホームへの訪問サービスを行っていらっしゃるそうです。
そういった面でも、「アビメディカルさんなしでは難しい」と谷さん。

保田さんは2代目社長でまだ32歳という若さですよね。
谷さんは経営者としてどうですか?

以前忘年会にも参加させていただいたんですが、従業員の皆さんの士気が高くてすごく盛り上がっていて。
谷社長はリーダーとして素晴らしい方だなと感じました。

タメになる!最近の「薬局あるある」

とここで、最近多いという「薬局あるある」についての話題に……。

調剤薬局で処方箋もらうじゃないですか?
病院の先生が同じ薬局に行ってほしがるんですよね。
あれはなんで?癒着?(笑)

癒着じゃないでしょ(笑)
あと病院の先生に診てもらってから薬局に行くと、薬剤師さんに「お熱なんですか?」ってまた同じこと聞かれるじゃないですか?これ何でなんですか?

薬剤師の仕事の一環として、薬歴というのを記入しないといけないんです。

薬剤師は、調剤や服薬指導の内容を記載した薬歴(薬剤服用歴)を記録することが義務付けられています。
そのため薬局でも丁寧に症状を確認し、把握してくれているということなんですね。

また、病院の近くの門前薬局で処方してもらった方が負担額が安く抑えられるというメリットもあるようです。

あともう一つあるのがね、薬で「ジェネリックにしますか?」って必ず聞かれるんですよ。
これは何でなんですか?

ジェネリックのお薬にすると、薬代が抑えられるんですよ。

ジェネリックとは、先発医薬品の独占的販売期間の終了後に発売される、先発医薬品と有効成分、効能・効果、用法・用量が同じ医薬品です(後発医薬品)。

現在、震災や新型コロナウィルスの影響でさらに税金が必要になってくると考えられていますが、特に医療費がとても膨らんでいるという問題があります。

「ジェネリックでいいですよ!」と伝えたら、税金を使うのを少し圧縮できることになるということなんですね。

自分の手持ちのお金も安くなりますね!

100年後も続く企業を目指して

従業員のことを第一に考えて、お父様の時代から支えてくれた方たちに恩返しをして次の世代に繋げられるようにと、日々奮闘される保田さん。

未来への思いと成し遂げたいことについてお伺いしました。

これからも、たくさん働いてくれている従業員さんの生活を守ることに注力したいなと思っています。
たとえば私がいなくなっても、長く発展していく会社を死ぬまでに作らたらと。

それは谷さんも同じことを言いますよね?
100年続く企業を、と。

100年1000年続く企業になっていかないと、いつか終わったタイミングで継続的なサービス提供ができなくなって、お客様に迷惑をかけてしまいますよね。
だから脳を絞りながらアイディアを出しながら、努力しつづけないといけないと思っています。

大切な従業員の人生を守るために

常に従業員のためを考えて経営しているアビメディカルは、内部研修のみならず、助成金を使った外部研修も積極的に行っています。
また管理職の方には、経営や数字の見方などを学ぶ管理職研修も行っているそうです。

従業員の知識を深める機会を用意することで、企業の成長にも大きく貢献しています。

谷さん「管理職の方が“現場で働いている方の環境にまで気を回せるか”っていうのが一番大事なことですよね」

若きリーダーとして大変なこともあると思いますが、5年後、10年後の目標などあったら教えていただけますか?

従業員の人生っていうのは、僕らの舵取り次第で変わってくるんですよね。
この考えが当たり前になって、部下の管理職の方々にも浸透して同じ考えで会社をやっていけるようにしていきたいと思っています。

アビメディカルは現在も従業員を積極的に募集されています。

保田さん「今、在宅医療に重きが置かれている状況でして、そんな中で福祉のことをしっかり考えながら働いてくれる方と一緒に仕事ができたらなと」

薬剤師資格をお持ちの方はもちろん、調剤薬局事務としても募集されているそうなので、興味のある方はぜひ以下のホームページをチェックしてみてくださいね。

32歳でまだまだ色々なことがあるかと思いますが、頑張ってくださいね!
2週にわたり、ありがとうございました。

株式会社アビメディカル(のぞみ薬局・やすらぎ薬局)

調剤薬局の運営【一般病院門前/官公立病院門前/医院クリニック門前/在宅(居宅支援)】、医療品の小売業務、医療用機材・医療用消耗品の販売